KGCの100問テスト

KGCには毎月「100問テスト」という
名物イベントがあります。

小学生は漢字を、
中学生は英単語を、
100問書くテストをしてもらっています。

テストの1週間前に問題と答えが
配布されます。
どの問題が出題されて、
何を答えればよいかが予めわかっているテストです。

授業中に20分間で100問を書いてもらい、
小学生は先生が授業後に
中学生は友達同士で交換して
採点してもらいます。

この授業内のテストで100点取れなければ、
その週の土曜日の10:00~(校舎によって異なります)
再テストを受けてもらいます。
再テストも一発で100点取れるまで繰り返されます。

土曜日に部活があることがわかっていて、
再テストに来られない生徒は、
本番で100点を取らなければいけません。

生徒「先生、土曜日クラブあるから再テスト来られません。」
塾長「土曜日来られへんのやったら、一発で100点取れるように
きちんと勉強頑張っておいでな。」
生徒「でも、100点取られへんかったらどうするん?」
塾長「じゃあ、土曜日に再テストを受けにおいで。」
生徒「勉強してくるけど、それでも100点取られへんかったらどうするん?」
塾長「だから、それやったら土曜日再テスト受けにおいで。」

こんな会話が今まで何度繰り返されたかわかりません。
来られないと事前に言いに来るならまだ良いのですが、
中には無断欠席をする生徒もいます。

100点取れると思っていたけど、取れなかった。
このような経験は誰にでもあります。
ケアレスミス、ど忘れなどが原因でしょう。
そして、土曜日に再テストをすれば、
全員がそれほど時間をかけずに
合格点を取って帰ることができるのです。

つまり100問すべて一発で正解する「能力」は
全員に備わっているのです。
しかし、いざ、本番のテストをすると間違ってしまう。
これは「実力」がないのです。

能力と実力は違います。
能力は身につけて高めていくものです。
実力は、好成果実現能力という言葉が
短縮されたものだとされています。
つまり発揮することで実力が認められます。

定期テスト、模擬試験をはじめとして、
テストには様々な種類があります。
こうしたテストで、
「後から見直したら解けた。」
「わかっていたのに、答えを書き間違えた。」
「ケアレスミスしてしまった。」
と、本来取れているはずの点数が
取れない生徒はたくさんいます。

100問テストはそうしたテストに向けての
トレーニングになります。
試験範囲がわかっていて、
覚えなければいけないこともわかっていて、
問題も答えもわかっている。
後は覚えて得点するだけです。

テスト勉強初心者にとって
基本中の基本ともいえる実施方法です。
このテストで狙って100点を取ることが
できなければ、定期テストや実力テストで
良い点が取れるはずがありません。

そして、再テストになったKGCの生徒は
全員合格しているということを鑑みれば、
全員が100点を取る能力を持っているのです。
100問テストを通して、
本番で狙った点数を取ることができる「実力」
を養ってもらいたいと考えています。

ですから、KGCの100問テストは満点にこだわっています。
99点でも合格にはなりません。
なぜなら、本番の入試は1点に泣く現実があるからです。
能力を高めて実力を発揮できる生徒になってほしい。
KGCができてからずっと変わらない指導方針です。

英語の100問テスト