授業内容を定着させる宿題のやりかた

KGCでは授業を受けた日に出された宿題を、
受け取ってから取りかかるまでのまでの時間を
48時間以内と決めています。

塾に通いながらも
なかなか成績が伸びない生徒の例として、
塾から家に帰ってきたら、塾の勉強道具が入っている鞄を
家の中の決まった位置に置き、
次の塾の日まで宿題などには手をつけずそのままにしています。
そして授業の始まる直前に
なんとか宿題を仕上げようとしますが、
1週間前に習ったことを忘れてしまっているため、
宿題ができません。この悪循環が繰り返されると、
塾に通っていてもなかなか成績が伸びません。

エビングハウスの忘却曲線というものがあります。
https://ja.wikipedia.org/wiki/忘却曲線
簡単に説明すると、「1日経過すると、
授業で習ったことの74%は忘れてしまうため、
復習を繰り返して記憶を定着させる事が大切だ」
というものです。

ですから、前回の授業内容を2回は復習してから、
次の授業に参加していただきたいのです。

まず1回目は48時間以内に宿題をする事。
2回目は宿題範囲から出題される
小テストの勉強をすることです。
また、テキストの宿題を出しているだけでは
不安に感じる場合、FAXで宿題を
提出してもらうこともあります。



▲小学生に課したFAX宿題

 

ほかにも授業で学習した内容を
定着させるための工夫として、
解説動画を作ってQRコード付きの
プリントを配布したり、
サポートデイという呼び出しなど
様々な取り組みをしています。

KGCに入塾して一定の時間が経過した生徒たちに
「宿題はいつやるのか?」と質問をすると
「48時間以内!」という答えがしっかり返ってきます。

しかし、入塾したばかりの生徒たちが、
最初からできるというわけにはいきません。

昨日も入塾して間もない中学1年生の
数学のフォローをさせていただきましたが、
雨の中お迎えに来られていた保護者の方を
少し待たせてしまうことになりました。
申し訳なく思います。

新しく入塾した生徒たちが
1日でも早く自ら復習のリズムをとることができるように
しっかりと指導・フォローをしていきたいと改めて感じました。

 

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