中学受験で清風南海 or 高校受験で三国丘? その1

私立、公立共に学校説明会に伺うと

どこの学校でも大学入試改革にたいして

どのように取り組んでいくか?

という紹介がされています。

 

どこの学校でも保護者に向けて

「将来こうなるであろう入試に向けて

 ウチの中学・高校を選んでくれれば

 こういう点で得しますよ。」

という話が当然あります。

 

清風南海では以下のような説明がありました。

1.昨年度東大の推薦に大阪から4人合格したが、

  そのうち唯一の文系1人は清風南海の生徒。

  ただし、そういった対策を行っているSGH生ではない。

 

→特に対策をしなくても清風南海の生徒であれば

 合格しますということですね。

 

2.現在早稲田大学は一般試験で6割、

  AOや附属から4割の生徒が進学しているが、

  今後割合を逆転させると宣言している。

 

→私立難関大学がさらに狭き門になります。

 早くに勉強に取り掛かりましょう。

 

3.国からAOや推薦は3割必要と言われている

 (守らないと助成金カット)ので、今年度から

  神大も「こころざし入試」を始める。

 

→学習履歴や活動報告を充実させる勉強のしかたを指導しますよ。

 

4.大学共通試験対策として

  昨年から高1の50名に作文添削指導を開始。

  元新聞記者に1カ月に1回作文を送り、添削してもらう。

 

→論文指導も一流ですよ。

 

5.調査書はこれまで先生が書いていたが、

  eポートフォリオを自分で作成して、

  活動の記録を書く形式になっていく。

  しかし、高校教員負担が増え、

  採点する大学の負担も大きい。

  2024年から関西学院大学が作成している

  自動採点システムを稼働予定。

 

→先進的な取り組みも一流です。

 

→はおそらく説明会でこの学校がアピールしたい部分を

私が代弁させていただきました。

 

こうした大学入試改革を目前に控え、

私立のアドバンテージがかなり大きいと思いますが、

次回は以下の資料をもとに、中学受験をさせるか

高校受験をさせるかについて書いてみたいと思います。

 

清風南海

旧帝大率 22.6%(77人)

早慶上理率 8.2%(28人)

神市府率 22.6%(77人)

MARCH率 5.3%(18人)

関関同立率 88.3%(301人)

日東駒専率 0.3%(1人)

 

三国丘

旧帝大率 22.8%(73人)

早慶上理率 4.4%(14人)

神市府率 27.2%(87人)

MARCH率 5.0%(16人)

関関同立率 128.8%(412人)

日東駒専率 0.3%(1人)

 

※旧帝大・・・東大、京大、阪大、名古屋大、九州大、東北大、北大

※神市府・・・神戸大、大阪市立大、大阪府立大

 

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