保健師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、放射線技師、臨床検査技師、臨床工学技士 医療系の就職

看護師をはじめとして助産師、
放射線技師、臨床工学技士など
様々な医療系の職業があり、
近年、KGCでは男子も女子もこうした
職業と直結する勉強をする大学へ
進学を希望する高校生が増えてきています。

そこで、タイトルにあるような職業は
就職に有利かどうか?
ということについてちょっと調べてみたので、
記事にしたいと思います。

まず、保健師です。
平成20年度よりスタートした特定健康診査、
特定保健指導により、
今後の医療費の増加を鑑みて
厚生労働省は企業に予防医療、
人間ドックの受診を勧めるように指導しています。
その流れとして企業では、
産業保健師の雇用を広げています。
今後も保健師の企業での就職が広がるとみられています。

企業の保健指導は国からの罰則規定があるため、
かなり積極的に保健師を雇う企業が増えています。
その罰則で億単位のペナルティを
支払っている企業もあります。

上記の流れを受けて、
健康診断、人間ドックの受診率の増加から
診療放射線技師の雇用も広がるのではないか
という見方が出ています。
2020年に森ノ宮医療大学と
神戸常磐大学において、
診療放射線学科が新設される予定になっています。

どのタイミングで病院での雇用が促進されるのかは、
非常に難しく断定はできません。
上記両校とも2020年度入学生が第1期生となるため、
既卒生の就職先で判断することもできません。
しかしながら、診療放射線学科を新設するにあたって
大学側は相応の資金投資をしているため、
1期生の就職先が芳しくない結果に終わると
その後の募集に大きく影響するため、
1期生の就職には、それはそれは力を入れることと思われます。

理学療法士・作業療法士については、
一部では供給過多との声も出ていて、
病院での就職が難しくなっているとも言われています。
(病院で就職できず、診療所・介護施設への就職が増えている。)
資料のソースになっている厚生労働省のページは
https://www.mhlw.go.jp/content/10801000/000499144.pdf

一方で、言語聴覚士の病院採用が増えており、
日本言語聴覚士協会の2012年7月の調査では、
会員の67.8%が医療機関で就労しているという結果が出ています。

また、2016年調査時では、
養成数不足で患者の状況に応じ
必要な人員が確保されている医療機関は半数に満たず、
患者に対して十分なリハビリテーションが
提供できていない状況があると言われてます。

診療放射線技師、理学療法士、作業療法士、
言語聴覚士、臨床検査技師、臨床工学技士などどの
国家試験を保有するのが就職に有利なのかについては、
一概には結論づけられません。

一時期、理学療法士の専門学校や学科は
とても人気がありましたが、
保健師、放射線技師なども
一過性のものであると分析する人も多いです。

どの職に就いても、国家資格取得後は、
ある程度病床数のある、規模の大きな病院に勤め、
スキルを磨くことが、その後のキャリアアップに繋がるのは間違いないようです。
そのため、大学、短大、専門学校を選ぶ際のポイントとして、
実習先の病院と卒業生の就職先を調べておくことをお勧めします。

 

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