伝統的な男女併学校 帝塚山中学校

▲学園前駅から校門を臨みます。

もともと戦前は男子と女子で
学校が分かれていたため、
伝統的な進学校は、
男子校か女子高になります。

灘、六甲、甲陽から始まり、
東大寺、四天王寺、大阪星光などは
未だに、男子校や女子高になります。

公立高校でも、
県立高校であれば、
タカタカ・タカジョなどと呼ばれるように、
(関西だとどこのことかわからないでしょうね)
県庁のお城のある近くに
トップ男子校とトップ女子高が隣接して
設置されています。

帝塚山はそんな戦前からある学校の中から
いち早く男子と女子の併学にした学校でした。
共学ではなく「併学」なのは、
男子と女子を募集していても、
中に入るとクラスでは交わらないからです。

さて、この帝塚山の説明会に
アメリカ同時多発テロの日に行ってきました。
今年の説明会では、どこの学校でも
休校中のオンライン授業についての
自慢話から始まります。
「zoomを使います。」
「Classiを使います。」
「Google classを使います。」
「LINEを使ってコミュニケーションを行います。」
などなどどこも横並びのサービスの紹介をされます。

今のところ、休校期間中のオンライン指導について
この学校は素晴らしい取り組みをしているな!
しっかり他校と差別化されていて、
この学校ならではの生徒層にマッチした指導方法だなと
感心した学校はありませんでした。

さて、この学校の取り組みですが、
1.ベネッセを入れているのでClassiを使います。
2.探究活動プログラムでキャリア指導を行い、
進路指導に早くから着手します。
3.河合塾と提携して京大合格者を増やす取り組みをしています。
4.医学部医学科対策を行っています。

などなど魅力的な取り組みがあります。
実績などを分析していると
清風南海、高槻のちょっと下という感じです。
南海や高槻と違うのは、
京大や医学部医学科へ進学させるのに
河合塾の力を借りている点です。

説明会では女子の実績をアピールされていました。

この図で気になったのが
大阪星光と清風南海の数字が抜けている点です。
何故でしょう?

数年前に説明会に行った時と大きく
印象は変わりませんでした。
今回の説明で驚いたのは、
地元の奈良からではなく
大阪から通ている生徒が多い点です。

特に高校受験で、一番多く受験している
中学校は大阪府堺市の中百舌鳥中学校の生徒でした。
これは明らかに大手進学塾の進路政策の影響です。
三国丘、清教学園を受ける生徒は
この学校を強制的に受験させられます。
その大手に通わせている保護者の方から
毎年のように、「絶対行かないのですが、
奈良県も受けなければいけませんか?」
という質問を受けます。

中学入試の出願者の割合だけを見ていると、
奈良県の受験者数が半数を切っています。
それだけ、優秀な生徒を遠方から集められる進学校なのだなぁと感じました。
西大和、東大寺などがそびえる奈良県で
帝塚山、奈良学園などしのぎを削っていて、
公立高校のレベルも高いです。

上記の、西大和、東大寺、帝塚山、奈良学園は
どの学校を選んでも大学進学は
ある程度良いものになるだろうなと感じました。
あとは、それぞれの学校の取り組みで、
我が子にあったものを選べばいいと思います。
ただし、それぞれの学校で
上位で成績を取れることが大切です。
特に帝塚山は特進の評価が低い学校です。

もしこの学校にギリギリで入るのであれば、
一つ下のレベルの学校を選んで、
その学校で上位にいたほうが大学受験は
有利に進めることができるでしょう。

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