新中1生に押し寄せる変化の波 その1
今の小学6年生(新中1)の生徒が
中3になる時の学習指導要領の改訂で
特に英語の教科書が難しくなります。
新しい教科書では、高校内容から
現在完了進行形、原形不定詞、仮定法が
降りてきます。
移行措置として、おそらく中1、中2で
小冊子のようなものが渡され、
従来の易しい教科書にプラスして
勉強するない内容が段階的に
増えていくような感じになります。
ところが、今までの理科や数学の
移行措置対応を見ていると、
大体、移行措置の初年の学校のテストは
簡単になります。
学校の先生達も、今までカリキュラムになかった
学習内容が入ってくるため、
上手に対応できていないようです。
ですから、テストを簡単にして
理解できているように見せかけて、
上の学年に進ませたいとうように見えます。
どうして、このように英語だけに限らず
小学校、中学校の勉強内容が
難しくなっていくのでしょうか?
これは前回も述べましたように、
日本の大学を、世界の大学ランキングの
トップ100に入れたいという狙いがあります。
そのために日本の大学を
以下のようにカテゴライズ化します。
トップ100へのランキングを狙い、
国際機関や、世界企業へ就職させる
エリートを育てる大学。
日本を率いる大企業へ就職させる
グローバル人材を育てる大学。
地方の政治、経済、産業を推進させる、
地方創生を牽引できる人材を育てる大学。
今年から新しくできる専門職大学はここになります。
現在の専門学校などの一条校を中心に
技能習得、キャリア再生、バカロレアなど。
という大きく分けて4グループになります。
第一グループの大学は、日本全国で13校が
指定されており、年間4.2億円の補助金が
国から支給されます。
第二グループの大学は、24校あり
年間1.7億円の補助金が国から指定されています。
KGCから通える大学で、第一グループに
指定されている大学は京都大学、大阪大学です。
第二グループは、京都工芸繊維大学(ちょっと遠いか・・・)
立命館、関西学院となります。
この補助金がもらえるSGU(Super Global University)
に指定される基準の一部は以下。
・抱えている留学生
・数や卒論を英語で書かせているか?
・英語での授業がどれほど行われているか?
・学生を留学させているか?
・留学生といっしょにクラス寮があるか? などなど
こうした素養を持つ高校生を
育てようと思うと、早くから英語のレベルを
上げなければいけません。
また、学力だけでなくこれから重視されるのは、
主体性、多様性、協働性などです。
そのために、学校の試験も
思考力、判断力、表現力などを問う形に変わっています。
大学入試はセンター試験が廃止され、
記述の問題が増えます。
国公立大学でもAO入試が行われるようになり、
小論文を書く能力は必須になります。
こうした大きなうねりの中のど真ん中にいるのが
新中学1年生になります。
ということで、
2月23日にこれ関連の保護者セミナーを行います。
「これから大学入試改革に向けて今からできること」
というテーマです。
場所は、KGCの新金岡校。
時間は10:30~12:00です。
一応小学生対象としていますが、
興味のある方ならどなたでも大丈夫です。
教室の広さの関係で先着25名で締め切ります。
・小学生のうちに英検3級まで取得しておいた方が良い理由
・これから大学入試に向けて必要になる小論文指導について
・英語、国語の読解力をつけるのに必要なこと
などについても話します。
以下のフォームからお申し込みください。
https://smoothcontact.jp/front/output/7f000001307e405ba7ecd42b2b3122d3
◆お問い合わせはこちら
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