私立高校入試、こんな合格の方法があった。　偏差値30台からの挑戦。

私立高校入試の結果集計できました。
記事にするまでに時間がかかってしまいました。

今年は、長年塾講師をしていて
初めてのことがありました。

この記事で紹介した男子生徒ですが、
この生徒、それまでの成績があまり良くなかったため、
私立の志望校選びが難航しました。

本人が行きたいと思っているところは
実力テストでは点数が足りず、
学校の先生からも難しいと言われていました。

しかし、本人の希望が強く、
私立を併願で１つ合格を確保し、
1.5次入試を受験しようという作戦になりました。
私もそれを聞いて感心しました。
KGCから1.5次を受験する生徒は、

今まで１次を専願で受験して
不合格だった生徒が公立高校を受験する前に
滑り止めとして確保するために受けるもので、

かなりレベルを落として受けていたからです。

1.5次入試は、出願後に
定員が確保できないかもしれない高校だけが
募集をすることが可能になるので、
私立の出願が終わるまでは、
1.5次が実施されるかどうかもわからないのですが、
彼の志望校は毎年1.5次入試があるので、
おそらく大丈夫だろうと思っていました。

1.5次の候補はS高校とN高校の2校でした。
最初の私立入試までは
併願で受検する高校の対策をしました。
卒業テストの時期も、私立対策をしていたので、
卒業テストの結果はあまり良くありませんでした。
この時点で公立高校は選択肢から消えました。

併願高校は上から２番目のコースでで合格することを目標に
一番上のコースでで出願しました。
これまでの模試の結果を見ていると
3番目のコースは確実に大丈夫だろうと思っていました。

結果は、なんと一番上のコースでで合格していました。
その高校の一番上のコースと言えば、
旧帝大や難関私立大学に合格者を出しているコースなので、
本当に驚きました。

そして1.5次の出願前で迷います。
S高校にするか、N高校にするのか。
S高校よりN高校の方がレベルが上です。
しかし、併願校の一番上のコースに合格したという事実が
彼の背中を押したのでしょう。
最終的にN高校を受験することにしました。

そして、結果は合格！

11月の五ツ木模試で偏差値30代の生徒が
50の高校に合格しました。
遠方から毎日のように自習に通い、
授業を受け、短期間でしたが
本当によく頑張ってくれました。
中３の遅い時期に転塾という決断をしてくれた
ご家族の方にも感謝です。

今度は、高校の授業にしっかりとついて行かなければいけません。
まだまだ彼の戦いはこれからも続きます。
次は大学受験です。

私国立高校入試の結果です。

奈良工業高専　１名
帝塚山学院泉ヶ丘　２名
四天王寺東　１名
清教学園　１名
大阪偕星　１名
清明学院　２名
初芝立命館　２名
大阪商業大堺　２名
興国　２名
桃山学院　１名
香里ケ丘リベルテ　１名
阪南大学　４名
大阪暁光　１名
あべの翔学　１名
浪速　２名
大阪学芸　２名

※掲載順は合格の連絡をくれた順です。

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