まだ授業が始まってない中１の学習進度の目安

令和３年度（来年）から新指導要領の
内容に変わった教科書が配られます。
どういうことかというと、例えば、

今の中２がA、B、C、Dという４単元を学習して、
中３でE、F、Gという３が単元を学習するとします。

新指導要領では、
中２でA、B、C、D、Eを学習して、
中３でF、G、H、Iを学習という具合に改定されています。

すると、今の中２が古い教科書で
A~Ｄを学習して、
中３になった時に新しい教科書で
Ｆ～Ｉを学習するので、
Ｅを習わずに中３になることになります。

これはまずいということで、
現在は、移行措置対応の別教科書を
各教科で配布されるという具合になります。
英語は、前日写真でアップした
「Bridge」がそれになります。

目次を見てみると、
１単元目から感嘆文、原形不定詞と続きます。
私はまだ来年から配布される
新しい教科書を見ていないので、
来年から新しく増える、
「原形不定詞」「現在完了進行形」「仮定法」が
それぞれのどの学年のどの時期に
配置されるか知りません。
しかし、先行改定した塾用教材を見ていると、
現在、中２で学習するbe動詞の過去形は
中１に降りてきています。
中３で学習する現在完了が
中２に掲載されており、
中３に現在完了進行形、仮定法が
掲載されています。原形不定詞は見つけられませんでした。

このBrdgeという移行措置用の教科書の中身は
なかなか楽しいです。
LINEのようなスマホのチャット画面で、
サプライズで、友達に誕生日プレゼントをあげる相談をしていて、
実はそのチャットのメンバーに誕生日の友だちが入っていて、
「そのプレゼントは高すぎるやろ！」
という会話が全部読まれているというオチになっています。

オンライン英会話の先生は誰がいいか？
と、それぞれの講師のプロフィールが掲載されています。
日本人とのハーフで、日本語も話せますよ。と
紹介文に書いてあったりするのですが、
その講師のうちの1人はAIになっています。
50か国語を話せるぜ！とアピールしています、

ヘッドホンをして音楽を聴いている若者の
50%は聴覚障害を持っていますよ。
などの現代の若者が抱える問題なども
学習できるようになっています。

この移行措置用の教材はとても充実しているのですが、
これを現在持っている教科書と併用して
今までの授業時間の中で学習するのは、
２年かけてだとしても難しいと思います。

また、学校の先生もプロなので
新しい教科書を使いながら復習事項を入れて
授業を進めていくことは問題がないと思われますが、
一番心配なのは小学校での英語指導です。

来編配布される、中１の教科書は、
現在の中２レベルの内容までを学習したうえで
中学に進学した小学生を対象に教科書が作られています。
しかし、現在移行措置中の小５、小６の英語の授業で、
そこまでのことができているかどうか？は
現在の小６、中１の生徒の様子を見ていると
疑問に思ってしまいます。

ここ数年で英会話教室に通っている
小学生の数はものすごく増えています。
学校をあてにせずに自分たちで
英語力を身に着けさせようとしている家庭が増えています。
各ご家庭の英語に対する意識が非常に上がってきてます。

長くなりましたので、今回はこれくらいにして、
次回は、中学受験をする生徒、
中学受験をしない生徒と分けて、
気をつけなければいけないことを書かせていただきます。
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◆このオンライン英会話はこちらをご覧ください
https://www.linguage.jp/lss/teens/?P1=%80%CCzY3%F0%C8%B0%8D__%C3C%A6X%06&P2=%0C%A7%CD%19%06%CA%CE%80i%AF%2F%14%92%FBt5

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