昔の初芝の面影はもうない　初芝立命館の説明会

学校法人初芝学園は
初芝富田林、初芝立命館、初芝橋本の３つの
中学校、高等学校と幼稚園、小学校を運営しています。
立命館系の学校は、
立命館慶祥（北海道江別市）
立命館宇治（京都府宇治市）
立命館守山（滋賀県守山市）
のように冠に「立命館」がつくのですが、
別法人になるため、初芝学園の名前が冠につきます。

初芝立命館中学校の前身は
初芝堺中学校でした。
もともと初芝駅から徒歩で通える場所に
あった学校を桃山大学の跡地に移転して
中学を開校したのでした。

その前は、中学校はなく初芝高校でした。
私の中学、高校時代は、初芝高校といえば、
バスケの全国大会常連校でした。
そして、そのスタメンはほぼ韓国からの
高身長の留学生ばかりでした。
そのため、私は初芝には韓国人しかいないと
思い込んでいました。
友人が初芝高校に通うことになったことを聞いて、
日本人がいることに驚いた覚えがあります。

私は高校時代にバスケ部に所属していたのですが、
私学大会で３回戦で初芝と当たるトーナメントに
なったことがあります。
全国の学校と試合ができることでとてもワクワクして、
１軍が出てくるはずもないのに、
とても浮かれていて、調子にのって監督に
「初芝に勝ったら次はどこと試合ですか？」
と聞いてめちゃくちゃ叱られたことがあります。
しかも、勝てるはずの２回戦の相手に
見事に負けてしまいました。。。

すみません。どうでもいい話でした。

このころの初芝学園は、
いろいろと不祥事を起こしており、
（詳しくはウィキなどご参照）
黒い噂が広がっていました。
移転前までは偏差値38の底辺高校でした。

そんな初芝学園が2009年に
立命館と教学提携をしました。
初芝学園は2008年に大阪労働局から
教員の出向について是正指導を受けていました。
立命館は、これも確か2008年だったと思いますが、
入学者を補助金目当てに転籍させるなどの不祥事がありました。
塾、予備校では不祥事を起こした学校同士が
提携しあうとのことで非常に話題になりました。

そして、10年が経ちましたが
説明会でも教頭先生がおっしゃってましたが、
もうあのころの「初芝」の面影はほぼありません。
あの教頭先生の自信に満ちた説明が
とても頼もしく、実際に20年前は
一般入試で近大１というような学校だったのが、
今は関関同立で40以上の合格者がでるようになったそうです。

やはり、環境を整えるということは大切です。
「立命館に進学できる。」
というメリットを最大限に生かしつつ、
そして、それに伴う、継承試験に振り回されつつも
先生たちの実力も少しずつ上がってきているようです。

ちなみに初芝学園の理事には、

当然ですが、ガッツリ立命館から人が送り込まれてきています。

ちょっと長くなったため、
次年度入試のことについては
次回に回したいと思います。

立命館大学には孔子学院があります。
この辺りのことについてもいずれ書きたいと思います。