富田林中学校の説明会

2017年に入学した中学校の1期生が高校2年生になりました。
これまで5回の入試の倍率は
2017年 603人 5.03倍
2018年 497人 4.14倍
2019年 434人 3.62倍
2020年 425人 3.54倍
2021年 374人 3.12倍
で近年3倍ほどで落ち着いています。

学校側もこのまま3倍ほどで
推移していくことを予想しているそうです。
開校の際に目標としていた
京阪神大学への合格者30名については、
再来年の春に期待しているところですが、
志望校調査ではGEコースの
生徒80名弱が京阪神以上を志望校としているそうです。

教育目標は、「グローカルリーダーの育成」です。
グローカルとは、グローバル(global)と
ローカル(local)をかけ合わせた造語で、
富中では、富田林高校の説明会と併せて
「地球的視野に立ち、地域や国のことを考え行動し、
国際社会に貢献する人材の育成」と説明しています。

グローバルな視点を育む取り組みとして、
以下のように海外へ行く機会がたくさんあります。
・多様性の理解を深める取り組みとして、
中2(希望者)がマレーシアへ研修旅行(ホームステイ、学校交流、地域体験)
・修学旅行 中3(全員)台湾(学校交流)
・英語力の向上を目指して、中3と高1(希望者)が
オーストラリアへの語学研修(ホームステイ、学校交流、大学訪問)
・修学旅行 高2(全員)ベトナム(学校交流)
・英語を使った課題研究のために、高1と高2(希望者)
アメリカへの研修旅行(ホームステイ、SDGsプログラム)

高2生のGTECの結果を教えていただきましたが、
1,000点以上の生徒が27名いるそうです。
また、GEコース生の平均スコアは951点だったそうです。

また、2017年度よりSSH(スーパーサイエンスハイスクール)の認定を受けています。
SSHの認定を受けると国から多くの予算がつきますので、
普段はできない学校独自の取り組みを行うことができます。
取り組みを詳細に報告しないといけなかったり
手間がかかることから、先生方の負担が増えるため
敬遠する学校もあるのですが、
とても素晴らしい制度であると思います。

富中ではこの予算を使って、
・屋久島、種子島での自然環境フィールドワーク
・最先端科学技術施設の訪問(理化学研究所、関西光科学研究所、近畿大学原子炉研究所など)
・先端科学講座の開催
・海外研修(クイーンズランド大学、クイーンズランド工科大学:オーストラリア)
・地域フォーラムの開催
などの取り組みをしています。

担当の先生は、今後も生徒たちに特別な体験をさせてあげたいので、
予算をもらえるようにしっかり取り組んでいきたいと話されていました。

富田林中学校は中高一貫校でありますが、
高校2年次から外部生(高校入学生)との混合クラスになります。
高2進級時に、GEコース理系、標準コース理系、
GEコース文系、標準コース文系の4つのコースに分かれます。

GEコースとは、「Global Explorer 専門コース」の略で、
GEコースは理系文系それぞれ40名の1クラスずつ、
京阪神以上の難関国立大学を目指すコースです。

富中の受験をお考えの方は、GEコースに入る基準は?
富中生は有利になるのか?といった点が気になるところだと思います。

GEコースの選考方法は、
高校1年生の秋に2年次の文理選択と一緒に
希望者を募り、高1前期の成績をもとに決定されます。
これには、定期試験の他に模試の成績が対象となります。
GEコースの定員は、理系コース40名(富中生30名、富高生10名)、
文系コース(富中生30名、富高生10名)です。

富中の適性検査(入学試験)は、
Ⅰ(国語的問題)、Ⅱ(理科・社会融合的問題)、
Ⅲ(算数的問題)の各100点に作文60点で評価されるもので、
他の中高一貫校の適性検査に多い、
国語と社会融合の「文系」、算数と理科融合の「理系」とはことなり、
各科目に細分化した形で、受験生の力を見る検査となっているため
それ相応の対策も必要となってきますが、
上記の取り組みは魅力的であると思います。

立地はのどかな田園風景の広がる
交通の便の良いとは言えないところが
見渡す風景に心癒されます。

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