成績よりルートか? 関大に進学する中学選び 内部進学した23人(学年バラバラ)から聞きました!

「関大に行きたいけど、どこが一番ラク?」
関西大学系列3校の違いを書きたいと思います。

「関西大学に行きたい。でも、できるだけ勉強量は少なく、確実に進学したい」
そんな希望を持つ中学生・保護者の方にとって
気になるのが、関西大学系列の3つの高校
1.関西大学北陽高等学校
2.関西大学第一高等学校
3.関西大学中等部 の違いです。

最初にお断りしたいのが、
この記事は上記3校から内部進学した
関西大学に通う学生から聞き取りした話を中心に、
私が学校説明会等で得た情報を混ぜて、書いているということ。
数値は学校が公式に出しているものとは異なる場合があります。

どの学校も関大に内部推薦で進学するルートを持っていますが、
実は「勉強量の負担」や「進学のしやすさ」に結構な差があります。

結論から言うと、関西大学に進学だけであれば
公立中学校、公立高校と進み、
高2の秋から受験勉強して進学するのが
一番、コスパよく進学できます。
そして、公立高校は偏差値50~55程度の学校で十分です。

しかし、あえて上記3校で言うなら
関西大学中等部ということになりそうです。
上記3校はいずれの学校も
絶対に関西大学へ進学しなければいけない
というわけではありません。
それよりレベルが高い同志社大学や
国公立大学へ進学する生徒もいます。
しかし、関西大学へ進学を希望する生徒は
ほぼ進学できるのが関大中等部のようです。

卒業生から聞くと、模試や外部受験を意識した
カリキュラムではなく、関大で学ぶための
基礎学力と人間力を育てる教育が中心のようです。

関大第一中学校は、
進学校的な空気感があり、一定の努力は必要。
中だるみを防ぐために定期テストや生活態度の管理が厳しく、
関大進学には評定や日頃の成果がしっかりと見られるそうです。
関西大学への進学者は多いですが、
希望学部に進むには成績上位をキープすることが求められる場面もあります。

関大北陽中学校は、入学後の成績維持が
進学に大きく影響するようです。
スポーツや自主性を重視した学校で、勉強一辺倒ではないものの、
関西大学への推薦枠には限りがあり、学年内での評定順位が大きく左右します。
高校進学後に学力が伸び悩むと、希望学部に進めない可能性もあります。

関大系列3校のうちで一番偏差値が低い
関大北陽高校から関大に進学した生徒が
KGCの卒業生にも何人かいます。
また、今回話を聞いた学生たちの話を聞いていても
関大北陽から関大へ進学する生徒がしている勉強量は
とても多いと感じました。
それだけ、高校が大学から信用されていないというか、
厳しい基準が課せられているのだなぁと感じます。

また、中学もKGCから一番多くの生徒が進学している
清教学園と比較すると非常に多いと感じます。
関大北陽高校に進学した卒業生に
年が離れた妹がいたのですが、
その妹が中学受験をする際に
「お姉ちゃんが言っているところの中学校に行った方が良いと思う?」
と聞かれました。姉は
「いや、中学から来るところじゃない。」
と返事しました。
非常に多い課題漬けに妹がされるのがイヤだったと言ってました。
ところが、その妹はなんと開明中学に進学したのです。
「えっ?開明の方が課題多いやん!」と私が言うと、
「そのおかげで阪大にストレートで行きやがった。」
と姉は半笑いで言ってました。

関大系列の3校からどのような学部に行くことができるのか?
を聞いてみたところ、法学部、経済学部、商学部などの
文系学部に人気が集まるようです。
近年は理系が人気と聞きますが、
理系は院まで進学してマスターを取ってようやく
理系ならではの研究ができ、世の中の役に立つ勉強ができるようで、
国公立大学の院に進学せずに就職狙いの学生は
理系に進学してもパリピが多いと言ってました。
実際にパリピが多いかどうかは知りませんが、
関関同立は理系の研究が弱いと国公立の先生たちはおっしゃいますし、
高校の進路指導の先生たちも生徒達に言っています。

関西大学中等部には公立中学校、
公立高校では経験させてもらえないような
学習の取り組みや勉強以外のイベントなどがたくさんあります。
関大一中や関大北陽もそれぞれの学校独自の取り組みがあり、
公立中学校や公立高校では経験できないことが経験できます。

また、確実に関西大学へ進学できる
(関大北陽の場合は条件厳しめ)
という安心感が保護者にとっても良いと思います。
6年間、受験のことを考えずに
学校のことだけに専念して関西大学へ進学できるのは
生徒にとっても安心だと思います。

しかし、コスパを重視のご家庭であれば
また関西大学で良いということであれば、
公立中学校、公立高校で十分です。
関西大学であれば、高2の秋から3科目に絞って
ちゃんと勉強すれば、KGCでは
金岡高校、阪南高校、狭山高校からでも
一般入試で合格しています。
しかも全員運動部に所属していました。

受験生の多くは高3の4月に第一志望を決めても
そこに合格するための努力を怠りがちです。
しかし、進学したい大学が決まり、
そこに向けての努力を生活の第一優先にして、
必要なことをちゃんとすれば、
よほどレベルの高すぎる大学(医学部や旧帝)
以外であればかなりの確率で合格できる学力は身につきます。
ただ、「部活が忙しくて・・・」
「学校のテスト期間やったから・・・」
という言い訳をしている生徒には無理です。

関大系列の中学校に進学すれば、
部活が忙しくてもテスト前になれば部活はありません。
学校のテスト期間も学校のことに全集中して
取り組めば、それだけ関西大学へ行ける確率が高くなります。

また、系列校は前述の通り、
魅力的な取り組みと、大学進学に必要な
学力をしっかりと身につけるための取り組みをしてくれるため
受験を意識することなく伸び伸びと過ごすことができそうです。

あとは足を運び、設備をみたり通っている生徒の雰囲気を見て
自分に合いそうな学校を見つけるのが良いと思います。
高槻の中学生、高校生を見ているととても雰囲気が良かったです。

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