高校英語でつまずく本当の理由と、英検準1級という解決策
こちらの冊子はゴールデンウィークに実施した
英単語特訓に参加してくれた生徒全員に配布したものです。
さて、共通テストの点数の報告を受けています。
KGCの英語の最高点はリーディング96点、
リスニング89点の合計185点でした。
この生徒は小5から新金岡校に通ってくれています。
兄弟で通ってくれていました。
https://ameblo.jp/kgcblog/entry-12547230494.html
この時に登場した和之ですね。
今日は昨日の続きです。
中3までに英検2級を取った生徒は
高1,高2の2年間、KGCで英語を勉強して
高2の間に準1級を取得しましょう。という話です。
中学までは英語が得意だった生徒が、
高校に入ってから急に苦しみ始めるケースは本当に多いです。
理由は、文法が難しくなるからではありません。
高校英語で一気に増えるのは、
- 語彙の量
- 長文の処理量
- 抽象的な内容
- 一文の構造の複雑さ
です。
つまり、処理スピードと処理体力が足りないと、
内容以前に「読み切れなくなる」のが高校英語です。
中3で英検2級を取ると、
かなり英語ができる、という印象を持たれます。
ただ、現場感覚で言うと、
英検2級は、英語完成のゴールではありません。
英語を“道具として使える”ためのスタート地点です。
2級レベルでは、
- 語彙はまだ不足している
- 構文も処理しきれないことが多い
- 内容によっては読むのがかなりしんどい
というのが実情です。
ここで止めるか、もう一段上に行くかで、
高校英語の景色は大きく変わります。
準1級=受験英語の「完成形」
英検準1級に到達すると、英語の質が変わります。
- 語彙の量が一気に増える
- 長文を“構造”で処理できる
- 日本語に訳さなくても意味が取れる
- 抽象的なテーマにも耐えられる
英語が、「勉強する科目」から
「処理できる言語」に変わる感覚です。
【準1級レベルの具体例】
単語を知っていても、読めなくなる英語
高校生に、こんな文を出します。
The government needs to address the issue of rising medical costs.
address は、ほとんどの生徒が
「住所」「話しかける」だと思っています。
しかし、ここでは、
address = 取り組む
です。つまり「政府は、医療費高騰の問題に取り組む必要がある」
という意味になります。もう一つ。
Children who are subjected to constant stress may develop health problems.
subject は、多くの生徒が「科目」として覚えています。
しかし、ここでは、
be subjected to = 〜にさらされる
です。つまり、
「常にストレスにさらされている子どもは、
健康問題を発症する可能性がある」
という意味になります。
こうなると、英語はもう、
「単語を知っているかどうか」ではなく、
その単語が、この文の中で
どんな“役割”として使われているか
を読む科目になります。
ここが見えると英語は暗記科目ではなく、
思考科目になります。
私立大学入試では、英語を“戦わずに済む”
準1級の大きなメリットの一つが、私立大学入試です。
多くの大学で、
- 英語試験免除
- みなし満点
- 得点加算
といった制度があります。
これは単に「楽をする」話ではありません。
英語を仕上げた受験生は、
他の科目に時間とエネルギーを回せる。
この差は、受験の終盤になるほど、
はっきり効いてきます。
大阪府の公立高校を受験した生徒だったら
実感を持ってわかるはずです。
大阪府の公立高校入試は、英検2級を持っていると
当日のテストで8割取ったことにしてくれます。
大学入試の英検準1級はこのレベルとは
けた外れに威力を発揮します。
それについて詳しく説明します。
国公立大学を目指す場合は、さらに差がつく
国公立大学を目指す場合、
準1級レベルの英語力は、
さらに大きな意味を持ちます。
英語に時間を取られない分、
- 数学
- 理科
- 記述対策
- 二次試験対策
に、しっかり時間を使えるからです。
以下に、国公立大学の受験と
英検準1級との関係を書いてみたいと思います。
■ 京都大学
準1級は「武器」ではなく「最低装備」
京大の英語は、
読む+考える+要約する、という試験です。
準1級レベルの語彙・構文処理があって、
ようやくスタートライン。
ここから、思考力勝負になります。
■ 大阪大学
準1級があると「英語が足を引っ張らない」
阪大は、
処理量・内容の重さ・安定性が問われます。
準1級レベルがあると、
英語で大事故を起こさず、
他科目に集中できる状態を作れます。
■ 神戸大学
準1級は「処理スピードで差がつく」
神戸大は、
長文量が多く、時間との勝負。
準1級レベルがあると、
日本語に訳さず処理できるため、
スピードと安定感で差がつく大学です。
■ 大阪公立大学
準1級は「量と記述に耐えるための装備」
大阪公立大は、
長文+和文英訳など、
「読む・書く」の両方が重たい。
準1級レベルがあると、
最後まで読み切り、書き切れる土台になります。
■ 神戸市外国語大学
準1級は「英語学部系では事実上の標準」
神戸市外大は、英語そのものを武器にする大学。
準1級は、有利というより“前提”に近いレベルで、
そこからさらに高度な運用力が問われます。
将来、進路が変わっても対応できる英語力
もう一つ、準1級まで到達する価値があります。
それは、
- 海外大学
- TOEFL
- 将来の留学
といった選択肢に、
現実的に対応できる土台になる、という点です。
今は想像していなくても、
数年後にそういう選択をしたくなる可能性は、誰にでもあります。
最後に、現場として正直なことも書いておきます。
準1級は、放っておいて取れるレベルではありません。
- 語彙
- 長文
- 音読
- 構文
- 処理スピード
を、意識的に積み上げる必要があります。
準2級までのように単語だけ、過去問だけでは、
必ずどこかで頭打ちになります。
だからこそ、KGCでは高校でも「英検対策」ではなく、
英語そのものの処理力を上げる指導を続けています。
英語は「早く完成させた人が勝つ科目」
英語は、最後まで引きずる科目ではありません。
早く完成させた人が、受験全体を有利に進められる科目です。
小・中・高を通して、英検を軸に英語を積み上げていく。
それは、単なる資格取得ではなく、
受験と、その先を見据えた戦略だと考えています。
英語を得意科目にしたい生徒、
英語を使ってできることを増やしたい生徒など
英語で困っている生徒は是非一度相談に来て下さい!
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