関西大学への進学率が抜群の関大北陽高校

関西大学北陽高等学校・中学校の説明会に参加してきました。
上新庄から徒歩10分かからないくらいの場所にあります。
ここは、私が商社をやめてから働き始めた塾があったところで、
駅前に行くととても懐かしい気分になります。

2008年に関西大学の傘下に入り、
その次年度からKGCからも毎年1人ずつの受験生がいました。

ここ数年はここの高校に進学した生徒はいませんが、
今年は受けそうな生徒がいるので、
説明会に参加させていただきました。

2008年までは北陽高校という
サッカーで有名な男子校でした。
私の中学時代のサッカー部の先輩も
こちらの学校に進学したのですが、
大学受験からはかなり縁の遠い学校でした。

スポーツする学校という印章が強く、
今でもその名残がスポーツコースという形で残っています。

2010年に中学校が開校し、
その1期生が高校にあがるときに、
高校のコースが現在のように改編されました。

2016年に中学校の1期生と
高校のコース改編後の1期生が卒業しました。

中学校から入学した生徒110名のうち、
関西大学へ進学する生徒は80名です。
その他の生徒は、校内選抜で不合格になったり、
国公立大学、医療・栄養系など関西大学に
進学を希望する学部がない生徒となります。

高校から入学した生徒167名のうち、
関西大学へ進学する生徒は146名。
その他の生徒は、校内選抜で不合格になったり、
国公立大学や関西大学に学部がない
大学へ進学する生徒や
スポーツコースの生徒になります。

国公立大学の合格者は10名で、
京都大学 1名
大阪大学 1名
神戸大学 1名
大阪市立大学 1名
大阪府立大学 1名
京都工芸繊維大学 1名
お茶の水大学 1名
京都市立芸術大学 1名
となっており、
英検2級の取得率は70%となっています。

この進学実績を見ると、
北陽に通っていれは関大へ、かなりの確率で
進学ができると言えそうです。

ちょっと前までは、
関大一高は100%大学へ進学できるけど、
関大北陽は行けるかどうかわからないと
言われていました。

しかし、実績を見ていると、
ほぼ進学できるといってもよいかと思います。
どこの学校にも、勉強しなくなってしまい、
落ちこぼれてしまう生徒も少なからず出てくるのですが、
そういう意味でも、ほぼ関西大学へ
進学できるといってよいと思います。

こちらの高校の教育目標は、
「関西大学および難関国公立大学への進学」
となっています。
ですから、高校3年生になっても多くの科目を
学習することになります。

KGCの生徒でこの学校に行った生徒は、
関西大学の社会学部へ進学したのですが、
高校3年生になっても、理科の定期テストの
勉強をしていました。
同級生からは、関大行くのに、
入試前まで関大の入試に関係のないことを
勉強しないといけないことに驚かれていましたが、
今回の説明会の話を聞いて、
国公立大学へ進学する生徒と
同等の学力をつけるのが目標だと聞いて、
納得しました。

関西大学は、グローバル牽引型の24校の指定から
外されてしまっているため、
学生の質を上げていかなければいけません。
そういう意味でも、参加の学校の学生に
国公立を受験する生徒と同様の勉強をさせることは
大学にとっても理にかなっているのだと思いました。

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