暗記する力を伸ばす取り組み その2
前回の100問テストに関する記事の続きです。
土曜日の再テストですが、
16点を取った生徒も、
結局夜まで時間がかかりましたが、
無事100点を取って合格しました。
何時間もかけて、単語100問を覚えたのですが、
もちろん、ずっと集中して単語を勉強し続けることはできません。
昼食を取りに帰ってもらったり、
途中で長めの休憩をしたりしながら
やり遂げてくれました。
効率が悪い面もあるのですが、
その生徒の今までの勉強のしかたを見ていると、
その生徒自身が勝手に「個の勉強はこれくらいでいい。」
と勝手に終わらせるラインを作って、
できないことに目を背ける傾向があったため、
本当に合格できるまで帰れないという現実と
しっかり向き合うために、必要な時間だったと思います。
中学生くらいになってくると、
生徒たちも、大人の正解に片足突っ込んだような感覚になり、
偉そうな態度をとったりする者も中にはいます。
再テストの日を指定しても
守らないことに罪悪感がない生徒もいます。
KGCには帰宅時間に関するルールがあり、
小学生は10時まで
中学生は10:30まで
高校生は11:00までに校舎を出なければいけません。
ある年のことです。何人かの生徒が
宿題を忘れたので居残りをさせました。
居残りをさせられている生徒の中にも
「どうせ10:30になったら全員帰れる。」
と高をくくり、ダラダラとおしゃべりをして、
講師から注意をされるとその瞬間だけ
勉強しているふりをするという生徒もいます。
そういう態度を私は許しません。
中1の女子がそういう態度を取ったため、
お母様に事情を説明し、居残りの許可をもらいました。
そのお母様も、言うことを聞かなくなってきた自分の子に、
どう接してよいか心配になっていたため、
「先生にお任せします。私も起きて待っています。
迎えに行くので終わったら電話をください。」
と言ってくださいました。
その女子生徒に
「お母さんと電話で話して許可もらった。
宿題できるまで帰らせない許可を取ったから、
できるまで何時まででも残っていいよ。」
と笑顔で伝えました。
結局、その生徒は夜中の2時まで残って宿題をしたのですが、
それ以降は、よっぽどのことがない限り
宿題を忘れなくなりました。
話が逸れてしまいましたが、
成績が伸び悩んでいる生徒の中には、
成績を伸ばすためにしなければいけない、
当たり前で基本的な努力を怠り、
「自分は頭が悪いからできない。」
「覚え方がわからない。」
「親もアホやから自分もいい点とれるはずがない。」
と逃げる姿勢が染みついている生徒がいます。
そういう生徒に、100問テストは非常に有効です。
なぜなら、全員がこのてすとを20分以内に解き、
一発で100点を取る経験をしているからです。
この100問テストに比べると、
普段の小テストなんて屁のようなものです。
生徒たちは、100問テストに必ず合格できます。
それが、授業中の本番のテストなのか?
再テストの日になるのか?という違いがあります。
生徒たちは100問テストが実施される日に
一発で100点取る訓練をしなければいけません。
入試も、実施される日が決まっており、
テスト範囲も「中学校で学習する内容」と
範囲が決まっているからです。
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