清風南海中学校 国語の語彙の問題対策

昨年度の清風南海中学校の
国語の問題(A・B入試)から
語彙の問題のみ抜き出してきました。

KGCで使用している中学受験のテキストで
大手進学塾でもよく使用されているものがあります。
その語彙を鍛えるテキストのどこに掲載されいているか
調べた結果が以下です。

語彙テキストではなく、
国語テキストの本文に載っている場合でも、
語句の説明がない場合は記載なしと表記しています。

【1】言葉の意味を問う問題

示唆     記載なし
礼賛     6後半
瞭然     記載なし
無精     記載なし
殊勝な    記載なし

まかり通る 記載なし
羨望    記載なし
遍歴する  記載なし
気丈    記載なし
寵を得る  記載なし
白ける   6上

手を染める 記載なし
音を上げる 5前半
さじを投げる 記載なし
胸がすく   4後半
火の車    記載なし
旗色が悪い 記載なし

【2】漢字の書き

検査 5前半
重複 5前半
損失 5前半
演奏 5後半
飼う  記載なし
署名 6前半
風潮 6前半
口笛 記載なし

帰省 4後半
群がる 5前半
格好(恰好) 5前半
博する 4前半
専属 5後半
連なる 4後半
副作用 記載なし
交易 5前半

見落としがありましたら申し訳ございません。

お分かりになると思いますが、
語句の意味を問う問題は対応し辛いです。
「寵を得る」という言葉は、
「寵愛」などの熟語を知っていれば解けますが、
古文に親しみのない小学生が解くには
難しいと思います。

語彙に関しては、
五ツ木駸々堂の模擬試験も同様です。
大人でもなじみのない語句が出題されます。

今年は「日和見する」という意味の同義語で
「洞ヶ峠を決め込む」という言葉も出てきました。

そのため、駸々堂の模擬テストは
国語のテストで90点以上がほとんどおらず、
算数のように100点をとる子は
成績優秀者の欄でも見たことがありません。

したがって、語句の意味を17問全部正解するのは困難です。
だからと言って、全部馴染みのない言葉であるかというと、
そういうこともなく、
大人が見ると知っている語句が大半です。
結局は、普通に活字やニュースを見ておけば
自然と覚える言葉もあります。

その言葉を、普段の生活の中ではなく、
勉強の場で覚えるためには
まずは読書がお勧めです。

ただ読書をするのではなく、知らない言葉は
必ずチェックして誰かに聞くか調べるという
習慣をつけなければなりません。

最初は時間がかかりますが、
語彙は着実に増えていきますので、
慣れれば知らない言葉も少なくなっていき
読書が楽しくなっていくはずです。

ただし、読書の習慣もなく語彙力もない場合や、
入試まで時間がない場合は
語彙の問題集を使って身につけるしかありません。
前者に比べると知識量が少なく雑になりますが、
時間と効果の兼ね合いを考えると十分に対策になります。

漢字は16題中13題は使用しているテキストで扱っています。
ですので、塾に通ってらっしゃるご家庭は
そのテキストをきっちりとやっておけば
8割は取れる計算になります。

ただし、受験はライバルよりも1点でも多く
取る戦いですので、皆がやっていることをやるだけでは不十分です。
残り3題を取るために、市販の
2500字程度の問題集をやっておけば安心です。

読解問題の出典は
大人が読むような本からになります。
長くなりましたので、こちらの対策は
また別の機会に述べたいと思います。

 

 

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