初芝富田林中高の入試説明会

5月16日に初芝富田林の入試説明会に

KGCのスタッフが一人参加してきました。

 

ちょっと距離があることや、

錦織の交差点から車が混むことなどを想定して

わりと早く自宅を出発したのですが、

なんと1番に到着したそうです。

 

このスタッフはいつも、

できるだけ前の良い席を取りたいタイプなので、

誰もいないからラッキーぐらいに思っていました。

前から詰めるように先生方が誘導してくれたのですが、

なんと、一番前の一列は座ることができなくなっていたそうです。

また、別の場所にも、とある塾専用の席が確保されていたようです。

 

1番前の席は、説明会が始まるギリギリになって

ドカドカと数名の塾の先生らしき人たちがやってきて、

校長先生は、その先生方に丁寧に挨拶をされていて、

特別扱いされているその先生方は、

とても満足そうだったようです。

私立学校と特定の学習塾の癒着のようなものを見させられ、

とても面白かったと言っていました。

 

という感じで始まった説明会ですが、

以前にも少し書いた通り、

今年は東大が現役で2名出たり、

5年ぶりに難関国公立大学が2ケタ合格(13名)したりなど

校長先生が変わって、活気が出ている様子が伝わってきます。

教員の平均年齢も30代とかなり若いです。

 

多くの私立高校と初芝富田林の違うところをいくつが挙げたいと思います。

1.指定校推薦入試を公開して積極的に取りに行かせている

2.旧帝大に行きたい生徒は、自力で合格するので

 府大、市大に進学できる学校として力を入れようとしている。

3.中学入試のプレテストが特徴的。

 

1については、「超進学校化」というスローガンのもと、

一人ひとりが本当に進学したい大学へ行けるようにすると言っています。

多くの私立高校では、偏差値が高い上のコースの生徒には、

自力で関関同立に合格してもらって実績を稼ぎたいので、

指定校は下のコースの生徒がとりやすくなっていることが多いのです。

また、どの学校に何名あるかを公開しない傾向が強いのですが、

この学校はすべてオープンにすると言っています。

 

2については、帝塚山泉ヶ丘、桃山学院、清風、近畿大学、清教学園

など、このあたりの高校は旧帝大に何人合格させられるか?

を重要視する進路政策が見られます。

 

ところが、上記の学校については、

旧帝大の2次試験を指導できる学校の先生は、

私が見ている限りで言うと、ほぼいません。

そして、どの学校ももれなくそうした上位の生徒は

塾や予備校に通っています。

たまに、自力で合格できるのですが、

そうしたごく一部の生徒を取り上げて

「塾・予備校にいかなくても大丈夫です。」

と言ってしまいます。

 

その点、初芝富田林は、

塾や予備校の力をかりるべきと割り切り、

駿台や河合の講師を使って学内予備校制度を始めています。

潔いと思います。

また、「ウチは府大、市大に合格できる学校にしたい。」

といターゲットが明確です。

あとは、学校のカリキュラムがそのように整っていけばいいなぁと思いました。

 

3つめの中学校のプレテストですが、

適性検査型のプレテストを導入しています。

これは公立の富田林中学校を意識したもので、

本番の入試も適性検査型のものがあります。

 

富田林中学校の学力検査をかなり研究したと言っていました。

富田林を第一志望にする生徒の受け皿として

受験してもらいやすいように設定したのですが、

富田林を目指す生徒は、

この学校のプレテストは是非受けてみたほうが良いと思います。

ちょっと意外で、感心する取り組みでした。

 

私が中学生、高校生だった時の初芝富田林から

いろんな時代を経て、いろんな変遷を経て

また変わりつつある様子に、大きく期待できそうです。

 

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