卒塾証書

相変わらずのコロナ騒動で学校は休校が続いています。
昨日、一昨日は五箇荘中学校では
学年末テストの最終日の振替実施がありました。

学校が無い生徒たちの一部は、
朝から自習室に来て勉強してくれています。
人が集まることを心配されている保護者もいらっしゃるので、
本来、学校がなければ、できるだけ多くの生徒に声をかけて
まとめて面倒を見たいのですが、
来たい生徒はいつきてもいいよと言っています。
学年末テストで結果が良くなかった
一部の生徒は強制的に呼び出しています。

という感じで、今年の卒業祝賀会は
自粛せざるを得ませんでした。
スタッフたちと話し合い、
卒塾証書は渡したい。
合格体験記は次の受験生や
保護者の皆様、また講師たちにも
読ませたいから書いてもらいたいということで、
時間差で少しずつ集まってもらい、
作文を書いてもらい、卒塾証書を渡しました。

以前にも書いていますが、
塾から渡させる卒塾証書なんて
何の意味もありません。
社会的な立場を何も証明していませんし、
社会で役立つ技能が身についたことを
証明するものでもありません。

無遅刻、無欠席を証明するモノであれば、
その生徒が頑張ったことを証明できます。
しかしこの卒塾証書と、

たとえば灘高校や開成高校の
卒業証書とを比べて、企業の採用担当は
どっちを採用するか?は明白で、
それくらいゴミに等しい紙を、おこがましくも
私は生徒に押し付けているのです。

この卒塾証書には、
「培った共感力と問題解決能力を存分に生かし
活躍されることを期待します。」
と書いています。
KGCの指導目標は、
問題解決能力を身につけさせ、
共感力を育てることと定義づけています。
これは新人講師の着任時研修でも伝えています。

ですから、KGCの指導は成果にこだわります。
問題解決能力を授業を通して身につけさせたかどうか?
という点を測ることができるからです。
成果が出ない授業をしている講師には、
「生徒の前で独り言を言っているだけではダメだ。」
と指導しています。

また、生徒への質問対応や声掛けの質にも
こだわっています。KGCのスタッフと接した生徒や
保護者の皆様が、塾に足を運ぶ前と
家に帰った時とを比べて、幸福感を感じられるように
塾にいる間は最大限の共感力を発揮して
人と接する様に指導しています。

一流のアスリートや、宇宙飛行士、
ノーベルの受賞者などがテレビで
その方たちの生い立ちなどの特集を組まれて
その中で、恩師と呼ばれる人たちがコメントしたり、
本人が「今の自分があるのは〇〇先生のお陰です。」
と言っていたりしますが、
私は、〇〇のお陰と呼ばれる人物になりたいのではなく、
KGCに通っていたら自然とそうなっていた。
よくよく考えてみれば、自分がそういう人になったのは
KGCに通っていたからだ。
と思ってもらえるようになりたいと考えています

私たちが生徒に渡す卒塾証書が、
本当に価値あるものになるかどうかは、
私たちKGCの講師が生徒たちに
きちんと指導力を発揮できているかどうか?
にかかっています。

これからも卒塾証書を渡せる塾であり続けられるためにも
自分たちの指導力をさらに高めることに挑戦し続けたいと思います。

最後に、今回卒塾する高3、中3、小6の受験学年の生徒たち、
通ってくれてありがとう。
私たち講師は、君たちとの授業や補習、再テスト等を通しての
心の通ったやり取りをいつまでも覚えているでしょう。
何かある時には、またいつでもKGCを訪れてください。

大切なお子様を通わせてくださった保護者の皆様
足りないところも多々あったと思います。
ご迷惑をおかけしたこともあったと思いますが、
最後まで面倒を見させていただいてありがとうございました。
心からお礼申し上げます。

卒塾証書の表面

卒塾証書の裏面

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