中学受験をしない小学生のコース KGCの書く国語編
新年度に向けて、
KGCのコースの紹介をさせていただいてます。
英語、算数に続いて国語です。
KGCの国語は
1.漢字
2.読解
3.作文
の3本柱になります。
これは大学入試の小論文を見据えた指導です。
1の漢字は、
配当学年の漢字を、
夏休みが終わるまでにすべて学習します。
並行して、毎月漢字の100問テストを行います。
この100問テストは、
授業中に1回だけ100問の書き取りテストを行い、
1問でも間違えば、土曜日の午前中に再テストを行います。
再テストは1発で満点取れるまで何度も行います。
勉強方法が確立していなかったり、
100問テストに慣れていない生徒は、
99点を取って、
「あと1問だから、次こそ100点やな。」
と言って、もう一度テストをやらせると、
今度は違うところを間違えて99点になります。
そういうことが数回続くと、
たいていの子が泣き出してしまいます。
しかし、3~4か月ほど続けると、
すぐに満点を取れるようになり、
漢字を覚えるスピードが速くなります。
小学生のころにこうした経験を積んでおくと、
中学生になって漢字を覚えたり、
英単語を覚えることに抵抗がなくなりますし、
「これくらいの量なら〇分くらいで覚えられる。」
という学習計画を立てやすくなります。
2の読解は、
KGCの中学受験をしない小学生のテキストは
すべて記述のテキストになっており、
記号の問題がありません。
接続詞を選ぶ選択問題もなく、
内容と合っているかどうかの選択問題もありません。
すべて、本文を読んで、内容が理解できているかどうか?
を記述で答えなければいけません。
また、国語の授業では読解のテクニックは教えません。
「〇〇という語があれば、その〇行前を見なさい。」とか、
「選択肢は〇と△の2種類に大別して、
消去法を使いなさい。」
などのテクニックは小学生のうちは教えずに、
まずは、本文を正確に読み取る練習をします。
そのために、音読の宿題を課すことがあります。
このテキストに慣れている人は、
模擬試験や定期テストで、
記述の問題を積極的に埋めてくれるようになります。
3の作文指導は、
年間を通して読書感想文指導を3回ほど行っています。
(生徒のレベルに合わせて回数を変えています)
その他にも、作文指導として以下のようなことをしています。
・正しい文法の文を作る(主述の一致、修飾のしかた)
・一文の要素(一文一義)
・なりきり作文(高度な主観の述べ方)
・グラフや数表をもとに書く(読み取る力)
・事実と意見を矛盾なく書く(論理的に述べる)
・実況作文(論理的客観の述べ方)
・紹介作文(批判的主観の述べ方)
・旅立ちの手紙(感情表現とレトリック)
上記の作文指導は必要があれば
中学受験の生徒にも行っています。
今年度の中学受験をする小6の生徒にも
させていただいてました。
作文指導や読書感想文指導は、
読書を促す指導として、かなり効果があります。
また、国語の授業中にも読書がしたくなるような
しかけをたくさんしています。
中学受験をしない生徒は、
自由な時間がたくさんあるので、
ただ単に「国語の問題が解ける」
という以上に、国語力が伸びる指導を
受けていただきたいと思っています。
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