間違っているけど まだ教えない

11月3週目に1期生はロボットアームに、

2期生は地震感知器の応用ミッションに取り組みました。

ロボットアームの生徒たちは、まずサーボモーターを2つ使い、

関節が2つあるアームを作ります。

モーターの重さを考えながら、

重心を確認し、アームが伸びたときに倒れないように

ロボットを組み立てます。

テキスト通りに作ったつもりで、

見本と同じようなロボットが組みあがります。

自分が思っている方向に、自分が思っている通りに、

組み立てたロボットアームは、

自分が思っているようには動いてくれません。

▲間違った組み方をしていますが、まだ指摘しません。

そこで考えてもらいます。ヒントも出しません。
どこで間違っているのか?
何に取り組めば解決するのか?
こうした原因究明も社会に出てから大切な力になります。

地震感知器の生徒たちも同じように取り組んでもらいました。

今回は、加速度センサーを使い、ブロックの重さに応じて、

LEDの点灯する数を変えるというものでした。

ブロックの重さに合わせて、

テストモードで加速度センサーの値を取り、

プログラムに数値を入力します。

入力する数値と加速度センサーが示す数値がずれると、

思ったようにLEDが点灯しないため、

試行錯誤をしてもらいます。

こうして、ブロック1つでLEDが1つ点灯。

ブロック2つでLEDが2つ点灯、

ブロック3つでLEDが3つ点灯。

ブロック4つで全部のLEDが点灯し

アラームが鳴るという装置が完成しました。

試行錯誤して、みんなよく頑張りました。