勉強にも生かせる問題解決の方法

第1期の生徒は
写真のようなロボットアームと
自動車を組み合わせたプログラムを行いました。

目標にしたプログラムは、

1.前進してセンサーがブロックを見つけたら止まる。
2.アームを伸ばして、ブロックを拾う。
3.センサーを使って次の地点まで車を移動
4.ブロックを指定の場所に置く
5.再び車を移動させて元の位置に停車

でした。
ロボットアームをブロックで組み立てるのも難しく、
さらにそれをプログラムするのも難しいので、
一つのミッションを行うのに時間がかかります。

そして、隣では第2期の生徒たちが
自動車制御をしています。
自動車制御の生徒たちは、
「前進」「右に向きを変える」などの
一つ一つのプログラムを保存し、
一連のスクリプトとして呼び出し、

それを組み合わせるという作業を行うことで、
複雑で長くなる作業を
短時間で片付けるという手法を学びました。

第1期の生徒がつくるロボットアームも同じです。
アームの動きのうち、
「アームを下げて手を広げる」
「手でブロックをつかむ」
「つかんだ手を上げる」という
一つずつのプログラムを保存してから、
スクリプトとして組み合わせると、
作業効率が上がります。

実は、最初に「スクリプトを呼び出す」
という技術を学んだ際には、
この技術を習得してなくても、
それほど複雑なプログラムにならなかったため、
他の方法で車を走らせることができました。

しかし、この段階になると
簡略化する必要があります。
勉強をするときでも、
仕事をするときでも
共通のことですが、
「わからなくなった時は、基本に返る」
ということをしっかりと意識してもらいたいと思ます。
この講座では、習っていないことは
やらせないため「できないかも」
と思うことがあれば、
今まで使ったテキストを振り返ることで
ヒントを得られます。

勉強にも生かせる問題解決の仕方を
プログラミング講座で習得してもらいたいと思います。