受験生本人がオープンキャンパスに行った方がいい

夏期講習会が始まり、
1日中授業をする日々が続いています。
なかなかこちらのブログが更新できませんでした。
今日は10コマの授業を行いましたが、
中３の授業はなかなか楽しかったです。

小5Ex(中学受験をするコース)の授業も
毎日とても楽しいです。
生徒たちにどんどん力がついていくのがわかります。
今日は日本地理の北海道の単元を学習したのですが、
私がよく北海道の旅行に行くので、
授業中、意図して旅行の話を混ぜながら
記憶に焼き付けられるように工夫しています。

今日の授業で、「函館と言えば？」と聞くと
「五稜郭のラッキーピエロは混んでいる」と
答えられるようになりました。
小５の生徒達は函館に行ったら
必ずラッキーピエロに行ってから
セイコーマートに行くでしょう。（ニヤリ）

というのは半分冗談で、
今回はオープンキャンパスについて書きたいと思います。

この仕事についてから、
高校や大学によくお邪魔するようになりました。
学校説明会などは、
テスト休みの期間や生徒の授業中に
行われるため、邪魔にならないように
講堂などで行われ、校舎の中を
ウロウロできないようになっています。
実際にその学校の生徒の様子を見る機会は
あまりありません。

中には校舎の見学会などをしてくれる学校もあります。
その塾出身の生徒とご対面ということを
させてくれる学校もあり、事前に会いたい生徒が
いるかどうかを聞いてくださる学校もあります。
ただ、私は生徒の立場に立った時に、
可哀そうなのでそういうリクエストはしませんが。

説明会以外の、校内予備校や
留学関係の仕事で学校を訪れるときは、
法人の応接室に通していただけるのですが、
この時に生徒たちの生の様子を見ることができます。

休み時間や放課後に生徒たちとすれ違います。
説明会の時などは、たくさんのオッサンたちが
通路にいますので、全員にいちいちあいさつなど
できないのでしょうが、校長先生や
教頭先生と一緒に校内を歩いていると、
なんだか、あいさつしたほうがいいなと
生徒たちが察したりします。

それとは関係なしに、すれ違う人と
ちゃんと挨拶できる生徒が多い学校があります。
先生がそのように指導してる学校もありますし、
「私たちは別に強制していないです。」
という学校もあります。
先生たちが強制していないのに、
ちゃんと生徒から挨拶してくれる学校は、
そのような質の生徒が集まっているということだと思います。
行くたびに生徒たちの行儀のよさに感心させられます。

オープンキャンパスや説明会などは
学校の雰囲気を見るための絶好の機会です。
特に専願率の高い学校の説明会に参加すれば、
「こういう人たちと机を並べて勉強することになるのか。」
と肌で感じることができます。
小学生や中学生の生徒たちは、
それなりに学校生活を送ってきているので、
そこに集まる生徒たちの雰囲気を見れば、
その学校が合いそうかどうか、なんとなく
感じることができると思います。

説明会の日程が仕事の都合で合わない時は、
学校に直接連絡してみましょう。
入試担当や渉外担当の先生が
時間を取って対応してくれる時があります。
説明会やオープンキャンパスの時は
良いところを見せようと学校側も張り切りますが、
何のイベントもない時に伺えば、
また違った空気を感じるかもしれません。

また、その学校に足を運ぶと
わざわざ労力を割いて出かけたという点からも
その学校を好きになる傾向が強いです。
綺麗な学校を見せたり、部活で頑張っている
先輩たちを見れば憧れが醸成されることもあります。
保護者の方は行かせたい学校があるなら
早いうちから見せておいた方が良いかと思います。

次回は、学校を選ぶ判断材料について書きたいと思います。