KGCの中村講師が感じる、「子供時代を犠牲にしない」中学受験について

今回はKGCの中村講師に
「子供時代を犠牲にしない」というテーマで
記事を書いてもらいました。

彼はもともと大手FC個別指導塾の
本社採用で塾講師としてのキャリアを始めました。
そこからKGCに転職してきました。

小、中学校の全教科、高校の英語、数学など
幅広く質問に対応できます。
授業を担当しているのは小・中学生の
集団指導ですが、高校生からの少し難しい
数学の質問にも対応できるため、人気がある講師です。

大手個別指導塾の売り上げを上げる
ということを中心に考える働き方から、
KGCの生徒の成績を伸ばすということに軸足を置いた
取組をする働き方にしっかりと対応してくれています。
そんな中村講師が中学受験のクラスを担当して
感じたことを記事にしてくれました。

——————————————————————————

私は小学生の頃、頻繁に奈良の吉野へと連れて行ってもらいました。
春は奥吉野の千本桜を見ながらバーベキュー。
夏は草木をかき分け虫を捕まえて、暑くなれば川へと飛び込む。
ヒルに血を吸われて泣き、アブに噛まれて泣き、
川に放り投げられて泣き。
自然の随所に潜む危険を学ぶと同時に、
底知れぬ魅力に惹きつけられました。

高校生になると今度は友達同士で。
大阪からわりと離れた奈良であるにも関わらず
電車とバスで5時間、バスは1日2本しかないため
山のようなキャンプ用品を抱え、バスに乗り遅れないように走りました。

大学生になるとレンタカーを借り、
自分たちの都合で吉野へと向かいます。
小学生の頃には鷲掴みにしていたはずのカエルやキリギリスが気持ち悪いと大騒ぎ。
春なのに寒すぎて眠れず、スクワットをしながら夜明けを待ちました。
社会人となった今でも、ふとした時に帰りたいなと思う心の故郷となっています。

今年の受験生には話していませんが、昨年度の受験生は
小学5年生の頃から担当していた生徒が多く、
以下のような話をしていました。

「本音を言うと、君たちは勉強なんてせずに放課後は近所の公園で遊んでいていいと思う。
そして、ガララッ、と窓から顔を出した頑固なじいさんに、やかましいんじゃ！
と怒鳴られる経験もしてほしい。」
続けて、
「でも他の子たちと違って、塾に通い賢くなりたいという選択をしたのなら、
自分の決めた目標には真っ直ぐ向き合いませんか。」と。
すると子どもたちは、「勉強せんでいいなんて初めて言われた。」
と喜び（数週間は）勉強を頑張ります。

私どもの塾は、中学受験生を毎日毎晩教室に缶詰めということは致しません。
小学６年生の受験生も９月までは週４日、
授業時間は17:00～18:40のみの授業となっています。
（土曜日のみ14:00～18:30）
生徒たちには受験に使う知識だけではなく、
この時期にしか手に入れられない心の拠り所、
記憶の宝物も是非手に入れてほしいのです。

自分の進路を見定め、人生の設計を立てる。
そのようなことができる小学生なんて殆どいません。
中学生、高校生でもハッキリと目標を言える人の方が少ないでしょう。

そんな中、生徒たちは勉強をしていた方が役に立つ、と
一瞬だけでも考えたことがあって通塾を選んだはずです。
そのような賢い生徒たちの応援を、指導を通じてできることに
一講師として誉れに思います。
———————————————————————————-
勉強だけではなく様々なことに取り組んでもらい、
自分の得手不得手、好き嫌いと向き合い、
自分の実力を知り、自分自身と向き合ってもらいたいと思います。

◆お問い合わせはこちら
https://smoothcontact.jp/front/output/7f0u0000111efeb1796e1ad446abf9724

◆資料請求はこちら
https://smoothcontact.jp/front/output/7f00000111efeb17977353afcef920b0

◆面談予約はこちら
https://smoothcontact.jp/front/output/7f000001b62b01cc7c2c786dac0f527

◆採用関連情報はこちら
https://g-circle.jp/recruit

◆塾のサイトはこちら
https://g-circle.jp

◆入塾説明動画はこちら