大阪医療福祉専門職大学について 第1弾
大阪医専が大阪医療福祉専門職大学という大学に変わります。
河内長野市にある私立高校の先生が、
「ここは大学に行かれへん、
専門学校しか受けられへんようなやつが行く大学や。」
と言ってたとのことだったので、
具体的に中身を見てみたいと思い、
いろいろと調べてみました。
カリキュラムや、入試制度については
ほとんど具体的なことは聞けませんでした。
現在、認可申請中とのことで、
AO入試をするのか、公募推薦入試をするのか、
一般入試はどのような形でをするのか
すべて「認可申請中でお答えできません」状態でした。
7月ぐらいに認可が下りる予定で
それまで募集活動をしてはいけない
ということでしたので、
ちゃんとした情報が出てくるのは9月ごろのようです。
ただ、現在大阪医専でしていることは
しっかり受け継がれるようなので、
ここから先は、現在の大阪医専の紹介のようになります。
この学校は実習に使う機器が充実しており、
説明会の中でも、
この機器はポルシェ〇台分など
設備の凄さを自慢してくれました。
それはそれでいいのですが、
女子高生たちにポルシェ〇台分と言われても
あまりよくわからないようで、
みんなぽかーんとしていました。
これを聞いてニヤニヤしているのは
親世代のおじさんたちばかりでしたね。
どちらかと言えば、
プリウス〇台分、セレナ〇台分
というほうがわかりやすかったのではないでしょうか?
カリキュラムは今の専門学校と大きくかわらないようです。
1年間の授業料もほぼ変わりません。
今までは
入学金30万、年間授業料151万。
来年からは
入学金28万、年間授業料160万
看護の専門学校、例えば
大阪労災や堺看護などとと比べると
随分と高い設定です。
それでは、大学になる魅力は何かというと
金銭的に変わらないのに
学士になれるということぐらいでしょうか?
看護師になり、現場でバリバリ働きたいという方には
あまり魅力に感じないかもしれません。
大阪医専には専門学校ならではの強みがあります。
まず、国家試験の合格保証です。
もし国家試験に落ちても2年目、3年目は
無料で学校に通えて講義も無料で受けられます。
次に、就職率は100%です。
完全就職保証制度があります。
また、生涯バックアップシステムと言って、
中途でやめても再就職支援があります。
またここの専門学校は2部(定時)があるので
自習室が9時まで空いています。
先生も、夜までいて実習室も使えます。
これは国家試験を控えた学生にとっては
とても良い環境と言えます。
しかし、大学として考えると、
部活動などがないので、
総合大学の看護学科と比較すると
やはり専門学校っぽさは残りますね。
河合の偏差値では難関に入ると予想されていますが、
試験はSPIと作文と面接のみになりそうです。
これは大阪医専がそうだからと予想しています。
学校の評定も関係ありません。
学費が高いのでそこでスクリーニングされています。
あとは看護師としての適性があるかどうかを
見られるという感じですね。
最近の医療系の国家資格として、
臨床工学技士という資格がねらい目だそうです。
人工呼吸器、人工透析装置、人工心肺装置など、
ハイテク駆使した装置を扱う人に与える国家資格ですが、
大病院でもこれらの資格を持っている人が少ないため、
就職はかなりよくなると予想されています。
清教学園の先生が、
「大学に行かれへん、
専門学校しか受けられへんようなやつが行く大学や。」
と言ってたのですが、ここの専門学校は
他の看護の専門学校と比較しても
年間の学費がかなり高いです。
しかし、4年間のコースも用意されていて、
設備も国家試験に向かう姿勢やその制度も
かなり充実しています。
本気で看護師を目指す人にとって
かなり良い環境と言えると思います。
大学へ行く人は、単に看護師になりたいだけではなく、
それ以上の学問をしたい人など
専門学校ではないいろんな理由があるようです。
単にレベルで斬って
「大学行かれへんやつが専門学校」
と生徒に言い切るのは、あまりにも乱暴だと思いました。
専門職大学、これからもっと調べていきたいと思います。
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