学びエイドで関関同立の日本史を攻略する方法 その2

今回は日本史の勉強の仕方についてです。
河南、登美丘、堺東、狭山、阪南、金岡あたりの生徒も
関関同立を志望する生徒は多いです。

このあたりのレベルの高校になると
学校の授業が関関同立レベルに
対応していないため、どうしても
塾や予備校が必要になります。

以前いらっしゃった、
金岡高校の日本史Bの先生は
三国丘から転勤された先生で、
定期テストの問題にも、
問題文の後ろに(慶應)などと
大学名が入っていて、
生徒のモチベーションを挙げてくれていたりしたのですが、
このレベルの高校の先生で、
入試問題を一生懸命に研究されている先生は少ないです。

しかも、志望校を決定する時期も、
受験勉強を開始する時期も遅くなります。
ということで、今回はこの時期から
予備校や塾の日本史の授業を取らずに
関関同立レベルの日本史
特に同志社や立命館のレベルに
合格するための勉強方法を書きたいと思います。

まず、用意する教材。
1.山川出版の日本史Bの教科書
2.詳説日本史ノート(山川出版)
3.山川一問一答日本史
4.学びエイドのアカウント

詳説日本史B 81 山川 日B301 文部科学省検定済教科書 高等学校 地理歴史科用 (81 ... 詳説日本史B 81 山川 日B301 文部科学省検定済教科書 高等学校 地理歴史科用 (81 …

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以上です。一問一答に関しては
東進から出ている日本史B一問一答集でも良いのですが、
私の個人的好みで、
あえて山川にさせてもらっています。
教科書は、山川以外でも良いのですが、
教科書を読みながら日本史ノートを作っていく際に、
「先生、ここ、教科書に載ってません!」
と言いに来る愚かな生徒に
「ここに載っとるがな!」
とツッコミを入れやすくしています。

まず、学びエイドで
玉先生の「超速習日本史」を1週間で観てもらいます。
この時、ノートは取る必要はありません。
動画を見たらその日のうちに
日本史Bの教科書を読んで確認してください。
読み方にもコツがいるので、
KGCの生徒には読み方も教えています。

次に、玉先生の日本史Bを終えたら、
詳説日本史ノートを作っていきます。
教科書を見ずに書き込めるところをどんどん埋めていき、
分からないところは教科書を見て、
それでもわからないところは、ネットや資料集を調べ、
それでも分からないところはチョコの1つでも持って
私に聞きに来てください。
私が不在の時は解答を見て確認しましょう。

それから、上記に書いた河南~金岡レベルの生徒は
漢字が読めない生徒が多いです。
読めなくても書ければ合格できるので、
問題無いように思うと思いますが、
同志社、立命館で日本史で勝負する生徒は、
日本史が好きな生徒が多いです。

そういう立場の人からすると、
人名などを読み間違えたりするのは、
歴史上の人物への冒涜のように感じます。
そのレベルで勉強している人たちに敬意を払い、
勝負を挑むためにも、人物名、事件名、イデオロギーなど
一つ一つの言葉を大切に勉強することが大切です。
読み方がわからない言葉は、できるだけ聞きに来てください。
聞きに来てくれると、関連する周辺知識が身に付きます。

日本史ノートを作りながら、
両端を折って、覚えたかどうかを確認しましょう。
日本史ノートは時間がかかります。
他の科目との時間配分もあると思いますが、
10月までに作り終わるように、
1日の量を上手に配分して進めて下さい。

日本史ノートを作りながら、
学びエイドで相沢理先生の「日本史詳解」を
詳説日本史ノートを横に置きながら観て、
日本史ノートに足りない部分を書き足していきましょう。
出来事の因果関係をわかりやすく解説してくれています。
教科書だけでは読み取れない知識がたくさん入ってきます。

日本史ノートが出来上がったところまでを
一問一答を使って知識の定着をはかりましょう。
これを10月まで続けます。
とにかく、教科書、日本史ノート、一問一答を
使い倒します。移動時間、トイレ、風呂、食事の間は
学びエイドの相沢先生の講座をひたすら見てください。

教科書と日本史ノートを2周すれば
KGCオリジナルの関関同立問題集の演習を行います。
10月~冬期講習会まではこの演習をすることで
政治、文化の流れなどの穴を埋めます。

河合塾が出している関関同立問題集でも
良いのですが、志望校別に問題を選別して
演習したほうが効率が良いと思います。
特に関西大学ならこの問題集は
難しすぎると思います。

 

関関同立日本史 (河合塾シリーズ) 関関同立日本史 (河合塾シリーズ)

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全体的には、だいたいこの流れで大丈夫です。
河南→同志社
河南→立命館
富田林→立命館
登美丘→関大
と、どの生徒も日本史が得意というわけではなかったのですが、
これで合格しています。

実は、もっとすることを絞り込んで
効率よくする方法もありますが、
それは生徒個人に合わせて
塾生にのみアドバイスさせていただいています。
現役生は特に時間が無いので、
生徒たちの能力を見極めることも
私たちの大切な仕事です。

11月ごろから公募推薦が始まります。
公募が始まると、現役の生徒は
理科や社会の勉強をほとんどしなくなります。

高校2年生で同志社や立命館を狙っている生徒は、
今からこの流れで準備してくれたら
余裕で得点源にできます。

また、国公立で一橋や東大などを狙っている生徒も
2年生のうちからこのレベルで勉強を始めてください。

最後に、暗記科目は「覚えよう」と努力することが大切だと
思っていると思いますが、日本史を好きになってもらえれば、
自然と知識が身に付きます。

覚えるときに間違えて覚えてしまうこともあるので、
覚える際の注意なども、教える側は気を付けて伝えます。

予備校や塾の先生は、どの科目も
「話を聞くだけで覚えられる」ように工夫をしています。
そうなるように、担当科目を好きになってもらえるような
仕掛けを授業中にたくさん入れています。
そういう意味では、暗記科目だからと言って
授業を取らないという考えは勿体ないなぁと思うことがあります。

とにかく、日本史で点数を取りたい生徒は、
今日から毎日、一定時間を割いて
この流れで勉強を始めましょう!

 

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