帝塚山学院泉ヶ丘のナイスな特待制度
毎回来るたびに思うのですが、
「帝塚山」という名前もそうですが、
建物のデザインなども、内装なども
色んな所にブルジョワな雰囲気を感じる学校です。
江口先生が校長として来られて2年目です。
就任から3年間は改革をしようと取り組んでおられます。
1年目は、進路指導部を立ち上げて、
従来進路指導を行なっていた受験学年の先生方と
両面から生徒にとっての最適な進路指導を
実現すべく取り組みをされたそです。
その結果、2019年春の国公立大学現役合格者数が
昨年度比22.9%アップの75名になりました。
今年度は、国際教養部を立ち上げ
「生きた英語を学ぶ」 というスローガンのもと、
リスニング力とスピーキング力の強化をはかっているそうです。
2019年度は中3、高1、高2のうち
121名が姉妹校に短長期の留学をしています。
この数を2倍にしたいと校長先生は考えているそうです。
そのために新規にオーストリア、ニュージーランド、
台湾の43校の学校と新たに姉妹校提携をして、
生徒達が安全に安く留学できる環境を整えているそうです。
校長先生のお考えが実現すると、
この学校へ通うと2人に1人は留学することになる。
お金がかかるなぁ・・・と要らぬ心配をしてしまいました。
来年度どのような改革を行うのかは
構想中とのことでしたが、
大学入試改革を見据えての取り組みを
本格的に始動する年になるでしょうから
大きく期待したいと思います。
この学校の入試制度で特筆すべき点は、
特待生制度についてです。
専願併願の区別なく受給することができることと、
A特待であれば入学金の免除と、年額645,600円の給付、
B特待であれば入学金の免除と、年額330,000円の給付があります。
A特待の生徒が3年間の給付金をためると、
大学受験のための大きな資金になりそうです。
これは、私立高校授業料無償化の制度とは
関係なく給付されるということですので、
授業料の減免対象のご家庭で、
特待生として合格すれば大きなメリットになりますね。
中学入試にも特待制度があり。
プレテストの結果でAAが取れれば
入学金や授業料において免除の措置があり、
原則として6年間対象となります。
中学受験でここを検討している方は
絶対に11月3日のプレテストを受験してください。
ただし、清教学園も11月3日になります。
この学校は、中学受験で
清風南海を不合格になった生徒の
おこぼれを狙っています。ですから、
わざと清教学園のプレテストの日程と重ねています。
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