大阪の難関私立中 VS 北野・天王寺 医学部医学科、国公立進学率について
北野・天王寺・大阪星光・清風南海・西大和・四天王寺
医学部医学科、国公立進学率についての考察
~医学部に現役で受かりやすいのは?
国公立の大学に受かりやすいのは?~
大学の倍率が隔年で上下する隔年現象というものがありますが、
同じようなことが各高校毎の大学進学実績にも表れています。
偶然なのか必然なのかは分かりませんが、
KGCでも1年毎に成績の良い学年と良くない学年が
交互に続くという現象が長い期間続いていました。
単年の成績にはばらつきが生じやすいため、
2年分でまとめてみました。
3年分にすることも可能ですが、
上記の隔年を考慮すると
4年の方が良さそうです。
しかし、4年分調べる時間的な
余裕がなかったので2年分にしました。
御覧の通り、昨年度と今年度では
かなりばらつきがあります。
ばらつきの原因は様々ですが、
母数が少ないことが一番の原因で、
次に上述の学年の出来などがあるかと思います。
そして、ほとんどの高校で、
医学部の進学率が上がっているというのも
興味深いところです。
特に清風南海の9.2%という数値は驚きです。
この2つをまとめると以下になります。
医学部医学科に関しては、大阪星光が断トツです。
ちなみに、中2の大阪星光の生徒がやっていた
英語のプリントをみんなで囲むことがありましたが、
中学生のうちから高校英語の内容の細かいイディオムを
大量に詰め込み指導をやっているため、
河合の第1回全統模試で英語の偏差値68の高3生でも
2割しか解けませんでした。(昨年の話)
他の私立に関しては、意外にも0.5%ほどの差しかありません。
そして、やはり公立高校は
現役医学部医学科合格は厳しいということが分かります。
そもそも、医学部志望の生徒は
私立中学を選ぶので、
公立に行く子は少ないという理由もあります。
西大和の東大の人数は
過去数年を見ても安定して上昇しています。
また、昨年度の北野の生徒は
5人に1人が京大に進学している計算になります。
また、2年分まとめると下記のようになります。
東大の進学に関しては西大和が圧倒的です。
これは、学校に東大進学のためのノウハウが蓄積しつつあることと、
わざわざ東大まで行かなくても京大で良い
という層の生徒たちに「東大を受けたい」
と思わせる取り組みをしているからだと思います。
学校の目標が単に
「国公立合格実績をあげる。」
という目標であるのならば、
浪人が減り京大や阪大や神大の合格率が
同程度の学校のレベルまで増えるはずです。
四天王寺は、ほかの学校と比べて
医学部医学科の合格率と
国公立合格率にかなりの開きがあります。
これは、医学部受験の上位層と
それ以外の層とで、レベルが完全に二極化しているということになります。
私が長年指導している中での
勝手なイメージですが、
お金持ちが多いので
「無理して国公立に行かせる必要がない。」
というのもあるのかもしれません。
北野や天王寺は公立ですが、
それ故に国公立の進学率が高くなっています。
不況になると、国公立の進学希望者が増える
というのが世の常ですので、
今後中学受験をする家庭が減り、
難関私立に受かるレベルの子達が
北野や天王寺に流れる可能性もあります。
そうなると、国公立の進学率は更に伸びることになるでしょう。
まとめると、
国公立医学部医学科は
大阪星光やその他私立中学校、
国公立大学は
北野や天王寺などの公立トップ校(大阪星光でも可)となります。
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