コロナ禍で実力を発揮した清教学園　でも

今年の大学進学実績は・・・・・・・でした。。。orz

清教学園に関する過去記事はこちら↓
https://g-circle.jp/category/%e6%b8%85%e6%95%99%e5%ad%a6%e5%9c%92%e4%b8%ad%e5%ad%a6%e6%a0%a1%e9%ab%98%e7%ad%89%e5%ad%a6%e6%a0%a1

今年の国公立の合格実績は残念ながら
あまり良いものではありませんでした。
この学年の生徒たちからは、
学年団の先生がハズレだった。などなど
いろんな原因があるようで、
この辺りは学校側もしっかりと分析できていると思われます。

旧帝目指していた生徒が、
最終的に近大に進学。
とある知り合いの塾生は
畿央大学、大阪経済大学などで
全体的にあまり良い話は聞けませんでした。

さて、タイトルでも書きましたが、
今回の武漢ウィルスによるコロナ禍で
この学校はいち早くオンライン授業を開始しました。
もともと、この高校の生徒たちは
入学時にノートPCを用意しなければいけません。
どこかの学校のようにiPadを買わせるのではなく、
必要最低限のスペックを学校側から伝えられ、
それに合うものを自分で好きに選ぶことができます。

普段からPCの操作に慣れているので、
スムーズにオンライン指導に移ることができたようです。
通わせている生徒の保護者の方からも
「公立高校に行かせていたらと思うとぞっとする。」
というお話をいただきました。

私がよく書く清風南海の生徒たちは
KGCには中学生も高校生もいますが、
オンライン指導はなかなか軌道に乗らなかったようです。

ちなみにオンライン学習は、
３つのパターンを組み合わせて行っていたようです。
１．リアルタイム学習
→Google MeetやZoomを使ってのライブ配信
２．オンデマンド学習
→時間割に従って動画視聴、課題に取り組む
３．動画・課題配信型学習
→自由な時間に動画視聴、課題に取り組む。

３が自分で自由にスケジュールを決めてできるのですが、
残念ながら３の要望が一番低かったらしく、
「管理されたい」という生徒が多かったようです。

▲清教のオンライン授業を塾で受講する生徒

私が通っていたころでしたら、
おそらく３を選ぶ生徒が多かったと思います。
「大手進学塾の生徒が増えたからやろうな。」
とこの学校に詳しい塾の先生たちと話していました。
大手進学塾の生徒は管理されて、
大量の課題で追いかけられることに慣れています。
「でもそういう生徒は大阪桐蔭に行けばいいんですよね。」
という会話をしていました。
この学校の良いところを伸ばしてもらえるような環境を
長くこの学園にいる先生方に守ってもらいたいと思います。

今回の説明会でもありましたが、
中学入学時はⅡ類、Ⅰ類とわかれてますが、
大学進学実績を見て見ると、
旧帝を始めとして、難関大学に進学している生徒は、
Ⅱ類で合格した生徒も、
Ⅰ類で合格した生徒もそれほど大きく差が出ません。

６年コースの国立大学進学者、例えば
京大、阪大、神戸大、一橋大、九州大、
京都工繊大、京都教育大、大阪教育大、
奈良教育大、和歌山大の合格者のうち、
Ⅱ類で入学した生徒は13名
Ⅰ類で入学した生徒は10名です。
ちなみに、和歌山県立医科大学の
医学部医学科に一般枠で合格した生徒も
Ⅰ類での入学者です。

以前も書きましたが、この学校は
入学後に大きく伸びる生徒をⅠ類で確保できる環境があります。
そういう生徒の多くは、大手進学塾出身ではないそうです。

３年コースでも
入学時に成績上位から
理系併願→理系専願
→文系併願→文系専願となりますが、
上記の国立大学への進学者は31名中
文系専願の生徒が６名
文系併願の生徒は10名います。

ですので、この学校に合格するために
積極的に大手進学塾を選ぶ必要はないと思います。
今年も、この学校に合格するために、
小６の夏休み前に、大手進学塾から移ってきた生徒がいます。

ちょとたくさん書きすぎたので、
次回に続きます。

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