大阪偕星学園高等学校　必ず大学へ進学できる高校

この学校は以前此花学院という名前の男子校でした。
その此花学院時代も含めて、あと６年で
開学100周年になるそうです。

以前からこの学校は大学進学で
実績を残していると書いてきました。
以前の記事はこちらをご参照ください。
https://x.gd/PuOll

説明会の冒頭では野球部のことについて
校長先生などからお詫びがありました。
元阪神タイガースの岩田選手が監督になり、
この学校の生徒に暴行をするという事件があったのが去年。
その前には野球部のコーチが強制性交致傷で逮捕されています。
進学面ではとても良くなっているだけに非常に残念です。

説明会では生徒が聞いて喜ぶような
取り組みが多く行われていることが分かりました。
携帯電話は持ってきてもいいし、
全館フリーWi-Fiです。
学校にキッチンカーも来るらしく、
来た時には行列ができると言ってました。

今回の説明会ではいろいろと
この学校を進化させるうえでに新しい取り組みが
紹介され、また奨学金の制度などの変更点を
説明していただいたのでそのあたりを中心に書きたいと思います。

特進コースは、今まで国公立を受験することを前提に
5科目勉強できる環境を用意していましたが、
３教科に絞って受験対策の授業をし、
その他の必要な生徒の希望する進路に併せて
選択できるようにしています。

ステップ型６限学習という名前がつけられていましたが、
端的に言うと、国公立にしても私立にしても
受験するまでに過程を考えれば
こちらの方が大学受験に有利だということです。

また土曜日の授業は無くなり、
完全に週休２日になります。

奨学金制度が良く成りました。
成績優秀者は専願、併願関わらず
奨学生として入学金免除になります。
また、奨学生Ｓは五ツ木模試の偏差値
53以上で３年間で60万円、
奨学生Ａは50以上で３年間で40万円、
奨学生Ｂは47以上で３年間で20万円の
奨学金が支給されます。
他にも英検３級を持っていれば入学金の
20万円が免除になります。
家族割もあり、専願であれば入学金全学、
併願であれば入学金の半額が免除になります。

以前も書いていますが、この学校は指定校が豊富で、
大学を選びさえしなければどこかの大学へ進学できます。
それらの大学の中には、もちろん
数年後にはなくなるだろうと思われる大学もあります。
しかし、それぞれの生徒がやりたいことを見つけ、
その大学に行く価値を見出すことができれば、
たとえ桃山学院でも関学に編入する生徒もいますし、
大阪経済法科大学から大阪公立大学の大学院、
龍谷大学から京都大学の大学院などに
進学することも可能です。

そのあたりの将来に向けてのキャリア教育も
意識した指導を行っているようで、
「おもろい　みになる　みちになる」
というキャッチコピーができたのだと拝察しています。

私が進路指導する際に、この学校をお勧めした生徒は
もれなく、中学時代の時の偏差値よりも
しっかりと伸ばしてもらって大学へ進学しています。
とにかく大学へ行きたい生徒へはお勧めできる学校です。