子供を傷つける親の不機嫌04

昨日の続きです。

様々なリアクションをいただき、

ありがとうございます。

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子どもを破壊する親のメッセージ

１．「存在するな。」
２．「あなたであるな。」
３．「近寄るな。」
４．「属するな」
５．「成長するな。」
６．「子供であるな。」
７．「正常であるな。」
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５の「成長するな。」は
「小さい頃は可愛かったのに」
「あの頃はよく言うことを聞いてよい子だったのに。」
ということです。無力感に悩まされていたり、
支配欲や所有欲の強い親にとって、
子供は支配と所有の対象です。
ですから、親に隠れて異性と交際していることなどは、
許せません。また、親に隠し事をしていることも許せず、
友人関係など根掘り葉掘り聞きたがります。
しかし、子供は親に言わない秘密を持つ事で、
パーソナリティを確立していきます。

秘密を持つ事でパーソナリティを確立していく過程で、

嘘をつく事があります。

親であれば、子供がつく嘘を簡単に見破ることが可能ですが、

子供の嘘との付き合い方も、

少し距離をおいて考えなければいけない場合があります。

話は逸れましたが、
子供は基本的には成長したいと思っています。
そのために頑張りたいのです。
しかし、その場でとどまることが必要な時期もあるのです。
その場でとどまり、自分と向き合い、
自分で新しい一歩を踏み出すことを決断したとき、
子供達は何かを拾い、何かを身につけます。

それが乗り越えるということだと思います。
乗り越えるという経験は、
本人が主体になってしなければいけません。
私たちは、そのお手伝いをさせていただきます。
伴走して乗り越える方法を身につけさせたいと思います。
それは、壁の向こう側から梯子をかけて、
手を差し伸べて引っ張り上げることとは違うと思っています。
次回はこの「乗り越える」ということについて
書かせていただきたいと思います。