中学受験 大手進学塾向きな生徒、KGCに合う生徒
昨日は小学5年生の中学受験の算数の授業でした。
指導単元は消去算の応用演習。
先週の授業で導入をしました。
新しい単元に入る時は、
まず問題を見てもらい、
考えてもらいます。
「2種類のおもりA,Bがあります。
A2個とB3個の重さをはかると95g
A2個とB5個の重さをはかると125gありました。
おもりA、Bそれぞれ1個の重さは何gですか。」
という問題を読んで、読み終わった時に
正解を答えられる人は、
中学受験の大手進学塾に通ったほうが良いです。
また、読み終わった後に、30秒ほど考えて
答えが出る生徒も大手進学塾でオッケーです。
しかし、読み終わっても、
何をどうやって解けばよいかわからない生徒は、
大手進学塾に通うと、宿題の量が大変多いと感じるでしょう。
1日に何時間も宿題に時間が取られると思います。
今、小5の算数の授業では線分図の書き方、
式の書き方などを丁寧に指導しています。
一人ひとりのノートをチェックして、
きちんと式が書けているかどうか?
書けてなければ、横について書き方を指導します。
▲人数が少ないので、目が行き届きます。
今回の消去算で貼れば、
問題文をまず読みます。
大体の子が解き方の予想がつかないため、
電子黒板で下のような図を出します。
すると、ほとんどの生徒が解き方を理解してくれます。
後は、式の書き方を指導し、
家でも同じような問題を宿題で出した時に
解けるように指導します。
演習時間は、一人ひとりバラバラに問題を解いていきます。
解いてもらう問題の難易度もバラバラ。
解くスピードもバラバラ。
ですから解けたら「先生!できた!」と
私を呼び、マル付けをします。
〇か間違っているかを言うだけで、
あまり教えません。
しっかり考えて、頭を使わせるようにしていてます。
答えがあっていても、途中の式が怪しければ、
「この数字はどこから出てきたの?」
「なんでこの数字をかけてるの?」
とこまかくツッコミを入れられます。
始めは説明できませんでした。
導入の時に私が前のホワイトボードに書いた式を
丸写しして、数字だけ換えて答えを出したりしていましたが、
なぜその式になるのか?を考えさせます。
式を書かなくても、
問題文通りに線分図を描いているだけで
勝手に答えが出ている場合もあります。
という具合で、とにかく頭を使わせる。
しっかりと考えさせる。
授業を受けて、わかった気になって帰らせない。
というところを意識しています。
下の写真は新金岡校の教室です。
「諦めずに考えている時、君の頭は賢くなっている。」
授業を受けていると賢くなるのではありません。
自分で頭を使って考えている時賢くなる時です。
頭を使う授業の受け方、宿題のやり方を
身につけさせたいと思います。
ちなみに「消去算?遅くない?」
と思うかもしれませんが、
自信を持って、コレで十分ですと言えます。
清教学園、清風南海であれば間に合います。
また、今の時期にしっかりと頭を使って勉強をする姿勢が身につけば
6年生になるころからかなりスピードが上がります。
大手にお通いの方で、心配な方は
是非面談にお越しください。
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