陸上自衛隊高等工科学校への進学
先日の高野山高校の宗教科に引き続き、
今回は、自衛隊の学校を紹介します。
ここは文科省の高校とは違います。
従って、この学校を卒業しただけでは
大学へ進学はできないのですが、
通信制の高校と提携しており、
卒業と同時に高卒の資格も得られます。
1954年に警察予備隊が、保安隊を経て
自衛隊と名前が変わりました。
その次の年から生徒140名で始まっています。
1979年には定員が250名の増やされ、
そして、2010年には320名に増えています。
公立高校の定員がどんどん減って行ってるのに対し、
少子化が始まったころから定員を増やしていっているのです。
スゴいですね。
クラスのことを「区隊」と呼ぶなど
いかにも自衛隊の学校という感じです。
ここに通う生徒は特別国家公務員という立場になります。
学費、寮費は無料です。
毎月102,500円の生徒手当(給料のようなもの)がもらえます。
また、6月と12月には期末手当(ボーナスのようなもの)ももらえます。
15歳という年齢で公務員になり、
毎月決まった額の手当てがもらえる。
これだけでもかなり魅力的です。
そして卒業すると陸上自衛隊の
3等陸曹からキャリアをスタートできます。
陸上自衛隊は一番下は
2等陸士からスタートします。
2等陸士→1等陸士→士長→3等陸曹
の順です。
ちなみに防衛大学を卒業したら
曹長からスタートになります。
3等陸曹→2等陸曹→1等陸曹→陸曹長
の、陸曹長が曹長になります。
普通に自衛隊員になるようり、
お金をいただきながら勉強して
自衛隊に入ったほうが、
高いキャリアからスタートできる。
これだけ考えても、かなり恵まれた話だと思います。
こちらの工科学校は定員が増えているとはいえ、
毎年倍率は、普通に高校を受験することを考えると
かなり高いようです。
一度過去問を取り寄せて問題を見てみたいと思います。
ちなみに、なぜこの学校を紹介しようかと思ったかと言うと、
塾生のご兄弟が先日入隊されたと
保護者の方から伺いました。
その弟がKGCに通ってくれているのですが、
忘れ物は多いし、宿題のマル付けは適当だし、
いい加減なことがあまりにも多いので、
「もう高校に行かなくてもいい。
自衛隊に入りなさい!」
ということを冗談で言ってました。
嫌な勉強をしなくて済むし、
人が困っているところで活躍できるし、お金も貯まるし。
いやいや勉強して、一生懸命に親が稼いだお金で
高校や塾、予備校に無駄なお金をかけるなら
逆にお金を稼いで親に渡してあげなさいと言っています。
という話を保護者の方としていたら、
「実は先日、広報官の方が来られていて、
工科学校のパンフレットを置いて行ったのですよ。」
「先生、ご覧になられますか?」
と言っていただいたので、是非お願いしますと言って
いただいてきました。
ちなみに、KGCには以前
元、航空自衛隊のパイロットの方が働いていました。
その頃のKGCは右肩上がりに成長を続けている時期でした。
わりとハードな働き方をしていたのですが、
使用期間が終わって、
「自衛隊より働き方がハードなので、
正式採用は辞退します。」と言われてしまいました。
http://g-circle.cocolog-nifty.com/jukucho/2008/07/post_3a22.html
色々あって、働き改革関連もあって、
今は随分と楽な職場になったと思います。
こちらの高等工科学校は、
私自身もあまり詳しくないので、
いつか取材に伺いたいと思っています。
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