府立今宮高校　2020年度に大きく変わるらしいです

住所は浪速区戎本町と書かれていますが、
今宮高校と今宮工科は互いに近く
西成にある学校というイメージです。

天王寺、住吉、今宮は旧6学区の中でも
進学校という認識だったと思います。
３校とも私服の学校で人気があります。

前の入試制度では、前期試験の学校で、
入試を早く終わらせたい生徒が
多く受験したので、競争倍率も高く、
偏差値が上がってきていました。

ところが、新入試制度で
一般選抜になり、倍率が落ちたことから
偏差値も少し落ちてしまいました。
今では、五ツ木模試で55あれば
内申次第ですが、合格できるという認識です。

ここの先生は今宮高校を進学校と言います。
しかし、2019年度入試を見ると
卒業生265名のうち、国公立大学の実績は、
旧帝大、神戸、大阪市立は0名です。
大阪府立で２名、和歌山、兵庫県立で１名です。
関関同立に進学した生もわずか26名です。
総合学科なので、そのあたりは
柔軟に高３時の授業で受験に有利に
組めそうなものですが、なかなかそうもいかないようで、
高２の夏休み辺りから、塾に戻ってきます。

自由な校風がウリです。
公立高校は、基本的に偏差値が下がれば下がるほど
服装、頭髪などを含めて校則がきつくなってきます。
数前に懐風館高校の生徒で、
地毛が薄い色の女子生徒が
黒染めをさせられたとニュースでやっていましたが、
偏差値40前後の公立高校になると
わりと珍しい事ではありません。

逆にトップ校辺りになると服装や頭髪が
どんどん自由になってきます。
生野高校も私服にしてあげればいいのに・・・
あの制服は女子にはかわいそうだと思うのは
私だけでしょうか？

天王寺→住吉→今宮と
賢い順に並びます。
そして、この順番で服装や
化粧のしかたが下品になっていきます。
（あくまでも個人的感想として）

通っている生徒はとても楽しそうです。
学園祭などは仮装パーティー状態です。
ダンス部の生徒がいたのですが、
アメリカ遠征の旅費で保護者の方が大変そうでした。
1回の遠征に30万円以上必要になります。
毎年行くとなると・・・
親に感謝するしかありませんよね。
私から見ても非常に羨ましい限りです。

ということで、大学進学を想定した場合、
自分で志を高く持ち、
早くから準備に取りかかることが大切です。

進学に特化したコース分けをするそうですが、

やはり学校だけでは大学受験を戦うには

心細い学校です。