KGCのソフィアアカデミー(文理学科受験コース)の小学生が読書感想文に取り組みました
中学生は期末テストが終わり、平常授業が始まっております。
各学校から集まる生徒たちのテスト対策を
同時に進行するので定期テスト前は講師たちも大変です。
毎回感じることですが、
テスト前、遅くまで一生懸命机に向かう生徒達の姿はとても尊いです。
そして、その一人ひとりの努力が、少しでも結果に繋がった時に、
その子のモチベーションの向上や、
自己肯定感の向上を促す糧になる点も、
勉強の大きな意義であると、この仕事をしていると感じます。
ですから一人でも多く、そのような良い方向への連鎖へ
導いていけるように、これからも頑張りたいと思います。
KGCのソフィア・アカデミー(文理学科受験コース)の
小学生は6月に読書感想文を書いてもらいました。
「晴耕雨読」ということばがありますが、梅雨の時期、
雨がぽつぽつと降る音を聞きながら、
紙をめくって、作者のことばにじっくり浸ってみる。
本と友だちになっておくと、何歳になっても自分を助けてくれる存在になります。
新金岡校の国語科の鈴木は、
「私にとっての本とは、さみしくて悲しい気分の時に、
何とはなしに読んだ本の一節がしばらく自分のこころを救ってくれたり、
また、盛り上げてくれたりするものでした。」
と言っていました。彼は今でも
枕元にシェル・シルヴァスタインの絵本「おおきな木」とかを置いて、
少し疲れた時などに、布団に入り、ゆっくり時間をかけて読み返しているそうです。
今回の読書感想文で、「小学五年生」という重松清さんの作品を読んだ子がおり、
その中の「雨やどり」という作品の中にでてくる、
主人公のおばあちゃんとお母さんが喧嘩をして、
おばあちゃんが家を出ていってしまうシーンがあります。
その部分の感想で(以下原文のまま)
『心に残った出来事はおばあちゃんがお母さんとけんかして
おばあちゃんが家を出て行ったところです。
なぜなら、自分も最近しゃべるようになった人とは
あまりけんかしないけれどずっと前から友達の人とは
よくけんかしてしまうからです。
だからおたがいをよく知れば知るほど
自分と意見が合わないことが出てきたり、
いっしょにすんでいると不満がたまってくるだなと思いました。』
と書いてあり、文の構成として訂正するべき部分は
いくらかあるものの、内容は、人間の本質がつかれていて、
なかなか鋭い文だなと感じました。
こういった複雑な人間の関係性に触れていくことで、
きっと少しずつ子どもから大人になってゆくのだろうと思います。
このように、読書がこころの感性をみがく材料として、
非常に有意義なものになると、実感いたします。
KGCでは、春と秋の二回に渡って、
読書感想文を書いてもらうようにしています。
国語のテストで良い点数を取ることも大切ですが、
子どもの感性を磨く訓練も、KGCは取り組んでいます。
今後の子どもたちの心身ともに成長を願い、
今後もこの指導を続けたいと思います。
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