大学入試改革に向けての小学生の国語指導
新中1に押し寄せる変化の波を2回書きました。
今回は小学生の国語指導に関してです。
KGCの高校受験コースの小学生は
「中学に入って役に立つ」
というコンセプトで国語、算数、英語を指導しています。
算数は、時間をたっぷりと確保して
基礎をしっかりと固め、中学に入るために
応用力を養います。
計算のスピードを高めるための取り組みも行います。
基礎の土台をしかりと固めて
計算スピードを高めることで、
思考する時間をしっかりと確保します。
小学生のうちに処理能力を高める工夫をしています。
英語は、ネイティブ講師と
日本人講師のチームティーチングによる
英会話指導を中心に行いながら、
小学生の間に、英検4級、3級を取得してから
中学に進学することを目標にしています。
2018年度は、英検4級であれば、
5年生から通っている生徒であれば
取れるレベルになっています。
新学習指導要領では、
小学生のうちに中2レベルの
英文法を学習することになっています。
KGCはすでにこれに対応しています。
そして今回のご紹介するメインの国語です。
今までもKGCでは、読む国語よりも
「書く」国語に力を入れていました。
国語のテキストは、記号で選択する問題はなく、
すべて記述で答えるテキストを使用しています。
漢字は、夏休みが終わるまでに
配当学年の漢字はすべて学習し終えます。
毎月、漢字の100問テストがあり、
年間を通じて、配当学年の漢字全てを
2週以上書いて練習します。
9月以降は、中学受験をする生徒が
社会で学習する内容を中心にした
都道府県名、県庁所在地名、
山地、山脈、平野、川、歴史上の人物名、
出来事名、法律名などを漢字で書く練習をします。
年間3回の読書感想文指導を行います。
読書感想文指導は、本を読むことと、
作文を書くという2つのことを指導できます。
読書感想文指導の中で、
環境問題、国際社会など
英検で必要になるような教養なども
身につけてもらいたいと思っています。
ここまでは従来の国語指導ですが、
これに、今年度から「作文・論文指導」を加えます。
これからの大学入試では、
小論文は無視できなくなります。
大学入試センター試験が廃止された後の
大学入試共通テストでも
記述問題が入ってきます。
課題文を正確に読み取り、
論理的、かつ批判的な文章を書く
読解記述力が必要になります。
何らかのカタチで表現されたものを
適切に理解・解釈・分析し、改めて記述・表現する
リテラシーという力が必要になります。
というより、現時点でも必要になっています。
そのための下地を小学生のうちから
鍛えていきたいと考えています。
以下に作文指導のコンテンツを記載します。
・正しい文法の文を作る(主述の一致、修飾のしかた)
・一文の要素(一文一義)
・なりきり作文(高度な主観の述べ方)
・グラフや数表をもとに書く(読み取る力)
・事実と意見を矛盾なく書く(論理的に述べる)
・実況作文(論理的客観の述べ方)
・紹介作文(批判的主観の述べ方)
・旅立ちの手紙(感情表現とレトリック)
長くなりましたので次回からは、
実際にKGCの小学生が書いた作文を
紹介したいと思います。
新中1や小学生の保護者対象のセミナーを行います。
是非、ご参加ください。
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