短大なのに、4大卒の資格「学士」がとれる白鳳短期大学

白鳳短期大学のオープンキャンパスに行ってきました。

ここは短期大学という名前がついていますが、
2年制は「こども教育専攻」のみで、
あとの3つの専攻
「リハビリテーション学専攻　理学療法学課程」
「リハビリテーション学専攻　作業療法学課程」
「看護学専攻」については3年制となります。

2年生の「こども教育専攻」では、
保育士と幼稚園教諭2種の免許を
取得することができるほか、
希望者は小学校教諭2種の免許の
最大3つの免許を取得することができます。

ここの短期大学の魅力は、
3年の課程を終えた後の「専攻科」と呼ばれる課程にあります。

理学療法学課程を修了した学生は、
理学療法士の国家受験資格を得ることが出来ます。
同時に「短期大学士」という
短期大学を卒業したことを証明する学位が与えられます。
3年課程を終えて国家資格を取得し
卒業、就職することもできますが、
さらに1年間の専攻科に進むことによって、
「言語聴覚学課程」で国家受験資格を取得し、
言語聴覚士の国家資格を取得することができます。

また同時に、専攻課程の論文を作成し
単位を取得することにより、
4年大学を卒業したことを証明する
「学士」の学位を取得することができます。
作業療法学課程を終了した場合も同様です。

また、看護学課程を修了した学生は、
プラスの1年で「地域看護学専攻」
「助産学専攻」「言語聴覚学専攻」の
3つの専攻コースのいずれかに
進学することができます。

地域看護学専攻では、
保健師の国家試験受験資格、
養護教諭2種免許の取得が出来ます。
もちろん4年間通うことになりますから、
きちんと単位を取得して
(4年間で124単位以上)卒業すれば、
学士の学位を取得できます。

4年間で2つの国家資格を取得できるというのは、
就職やその後のキャリアアップに
とても有利になるだろうと思います。

因みに、言語聴覚士の国家受験資格を
1年間で取得できるのは、国内で唯一だそうです。

また、4年生大学で看護学科に在籍し
助産師もしくは保健師のコースを修了した場合、
国家試験がダブルでやってきます。

たとえば、令和2年度に関しては、
2月13日に助産師
2月14日に保健師
2月16日に看護師の試験があり、
とてもハードな日程の中で、
2つの国家試験対策をしなければなりません。

しかし、こちらの短期大学で学んだ場合は、
3年生終了時に理学療法士、作業療法士、
看護師の国家試験に挑戦し、
1年後それぞれの専攻課程の
もう一つの国家試験を受けることができます。

そしてこの短期大学は西大和学園のグループ校です。
「西大和中高で培った受験のノウハウを生かして、
国家試験対策は万全です！」と
ご担当の先生が胸を張って仰っていました。

白鳳短大は赤本がありませんが、
サンプル問題を入手しているので、
受験を考えている方は貰いに来てくださいね。

ボーダーは公募と一般前期は65～70%、
一般中期と後期は75~80%となっています。
専願、併願などの細かい事は聞きに来てください。